小さくてかわいい!ドワーフウサギにあげる餌は何?

ドワーフウサギは年齢やそのウサギによって餌が異なります。食事を変えたことによる不要なストレスや消化器系の問題を避けるためにも、与える餌を変える場合は徐々に行う必要があります。
小さくてかわいい!ドワーフウサギにあげる餌は何?

最後の更新: 26 8月, 2019

ペットを飼うからには、ペットのすべてのニーズを満たさなくてはいけません。ウサギを飼う場合は、健康でバランスのとれた餌がウサギの健康とケアに不可欠です。今回の記事ではドワーフウサギに何を与えたらいいか詳しく見ていきましょう。

ドワーフウサギは何を食べるの?

これは初めてウサギを飼う人が最もよく抱く疑問の一つであり、多くの場合で大きな心配と混乱の原因となります。ウサギに餌をあげることは難しいわけではありませんが、ウサギの食事に関しては非常に多くの神話と誤解があります。

食物がウサギの消化器官を通過するのには12~15時間かかります。そのため、専門家は1日を通して少量の餌を与えることを推奨しています。

ドワーフウサギの餌は、毎日、飼料とフルーツ、または小さく切った野菜を含む必要があります。生鮮食品はウサギ2小屋や檻の中に24時間以上放置することは避け、腐らないようにします。また、冷蔵庫から直接出した冷えた餌ではなく、常温にした状態で与えるようにしましょう。そして、どんな状況でもウサギにジャンクフードやチョコレートを与えてはいけません。

常に新鮮な水が飲めるようにし、毎日水のボウルを掃除しましょう。

ドワーフウサギの赤ちゃんに与える餌

ウサギは、そのサイズに関係なく、生後約9ヶ月までは“赤ちゃん”とみなされます。数ヶ月に渡って新しい食べものを与え始め、量を徐々に増やしていきます。

ドワーフウサギの餌

生後2~4ヶ月は主に干し草を食べます。干し草は繊維が豊富で、歯と内臓を健康に保つのに役立ちます。また、ウサギの赤ちゃん用のペレットを与えてもいいでしょう。穀物は大量の脂質を含んでいるため食べさせないようにします。

生後3~4ヶ月になったら少量の野菜をエサに混ぜます。週に2回、小さく切った適切な野菜を与え始め、48時間で2回にゆっくりと増やしていきます。こうすることで下痢などの消化器系の問題を避けられます。

ドワーフウサギは、生後9ヶ月までは毎日小さじ3~4杯のペレットと少量の野菜と干し草を与えましょう。フルーツはご褒美としてのみで、週に2回までにしましょう。

大人になったドワーフウサギに与える餌

ウサギは年を重ねるにつれペレットの量を減らし、飼料の量を増やすことを専門家は推奨しています。事実、大人のウサギは干し草を1日24時間いつでも好きなだけ食べられる環境が必要です。また、少量の色の濃い葉野菜は毎日与えることもできます。

ドワーフウサギの餌2

ウサギに与えるペレットは繊維質、タンパク質、およびカルシウムが多く含まれている必要があります。1日25~30グラムのペレットを与えられます。

フルーツの摂取は週に2回までにしましょう。フルーツには糖分が非常に多く含まれているので、健康によくありません。ウサギが成長するにつれ、あらゆる味や食感にウサギを慣らすためにも与えるフルーツは種類を変えましょう。

ドワーフウサギにはどんな餌を与えたらいい?

ウサギの良い食事の基礎は干し草です。干し草は寝床にも使用できます。干し草は健康的な消化器系にとって不可欠であり、歯を健康に保ちます。干し草にはさまざまな種類があり、一部にはウサギの食生活を豊かにするものが含まれています。(花、アロマハーブ、野生の果物、ニンジンなど)ウサギが飽きないようにバリエーションを持たせるようにしましょう。

年を重ねたドワーフウサギに少量のペレットを与え続けることはできますが、着色料や穀物を含むものは避けましょう。どの製品が最適かは獣医師に意見を仰ぐことをお勧めします。

すべての野菜がウサギに適しているわけではないため、野菜は慎重に選ぶ必要があります。専門家は一般にホウレン草、ニンジンの上の部分、ビートルーツ、バジル、セロリ、アスパラガス、ブロッコリー、フダンソウ、ケール、ルッコラを推奨しています。

フルーツに関しては、サクランボ、キウイ、パパイヤ、桃、イチゴ、リンゴ、パイナップル、メロン、スイカなどを与えることができます。

次のものはウサギに適していない食べものです。注意しましょう。オート麦、乳製品、豆類、スイーツ、お菓子、揚げ物、ナッツ、キャットフード・ドッグフード、ナス科のもの、ジャガイモ、その他の人間の食べ物(上記のフルーツと野菜は除く)

最後に、ウサギの餌に変更を加える場合は、必ずゆっくりと行いましょう。突然の変化はウサギの健康に非常に有害だからです。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。