小型犬について知っておくべき6つのこと

小型犬について知っておくべき6つのこと

最後の更新: 12 4月, 2021

現在、家族、カップル、独身の人など、多くの人が小型犬を飼っています。小型犬を選ぶ理由は、多くの場合、小さなマンションに住んでいるからなどですが、「小さな」犬種は世界中で最も人気のサイズの一つです。新しく「XS」サイズのワンちゃんを家族に迎えたいと考えている人には、今回の記事がお勧めです。

小型犬を飼うということ

小型犬について知っておくべき6つのこと ジャックラッセルテリア

都市部では特に、飼い主と散歩中の特に大きめの大型犬を目にすることが少ないのはなぜなのでしょうか?

もちろん、大型犬を飼っている人は多くいますが、都市には大型犬を飼っている人は少ないと考えられます。

2~10キロサイズの小型犬は、都市部に住んでいる人が飼う傾向のある犬種です。これは、小型犬は大きなスペースを必要としないからだと言えるでしょう。

サイズに関係なく、犬を飼うと決めるときには、自宅の大きさ、他のペットを飼っているかどうか、そして小さな子供がいるかどうかなどの、具体的な要素や特定の問題を考慮する必要があります。また、飼い主の身体活動レベルや、ペットのために費やすことができる時間も考慮に入れる必要があります。

小型犬を飼うことのメリット

  • 犬と一緒の移動が簡単
  • 小さなスペースで幸せに過ごすことができる
  • 食事や身の回り品(ベッドなど)にかかる費用が少ない

小型犬を飼うことのデメリット

  • トレーニングをするのが難しい可能性がある
  • ペットショップで購入する場合は、高額である可能性がある
  • 多動性や「キャンキャン吠える」などの問題が生じる可能性がある

最も人気のある小型犬種は、ポメラニアン、チワワ、ボストンテリア、パーソンラッセルテリア、マルタビション、シーズー、ビションフリーゼ、ダックスフンド、ペキニーズ、パグ、トイプードル、フレンチブルドッグ、ヨークシャーテリア、プラハラッター、スコティッシュテリアです。

小型犬のお世話

小型犬のお世話に関しては、次の点に特に注意してください。

1.気温の変化

小型犬は皮下脂肪が少ないこととサイズが小さいことが原因で、突然の温度変化に非常に敏感になる傾向があります。小型犬は、低体温症になりやすいと言われているため、冬は屋外で長時間過ごすのはよくありませんし、自宅で衣服を着用する必要がある犬種もいます。

2.爪のお手入れ

入浴、ブラッシング、目と耳のお手入れに加えて、犬のサイズが小さい場合は特に、爪のケアは犬のお世話をする上で不可欠な部分となります。小型犬の多くは、自然とのふれあいが少ない傾向があるため、爪が自然に摩耗することができないだけでなく、ラグやカーペットを傷付ける可能性があります。そして、小型犬の爪を長いままにしておくと、歩くときに気になり、怪我などの原因となる可能性があります。

3.食事とカロリー

小型犬の方が大型犬よりも食べる量が少ないことは事実ですが、実は小型犬が多くのカロリーを必要としていることはあまり知られていない事実かもしれません。小型犬は、より早くエネルギーを消費する代謝機能があるため、小型犬のサイズと特徴(例えば歯のサイズなど)に合う、小型犬用のペットフードや食事を選ぶ必要があるでしょう。

4.歯のお手入れ

小型犬は、大型犬よりも歯の問題に悩まされる傾向があります。特にパグやペキニーズの場合は、口がより繊細で、歯はより早く劣化します。適切な口腔衛生のためには、獣医による毎年の検診と適切な種類のペットフードを食べさせることに加えて、歯磨きが不可欠です。

5.心臓

小型犬について知っておくべき6つのこと チワワ

小型犬の60%は心臓の問題(主に心臓の弁に関連する病状)を発症する可能性があります。 生まれてから10年が経過すると、小型犬の心臓は衰弱し始め、十分な血液を送り出せなくなります。小型犬が息を切らしていたり、日常生活における活動後に疲れる傾向がある場合は、獣医による検査を受けてください。

6.吠えと多動性

小型犬の飼い主の多くは、小型犬が非常に活発で騒々しさのある犬種であることを認めています。ミニチュアと呼ばれる小さな犬種は、「クレイジー」で耐え難いという人もいますが、子犬のときにどのように訓練されるかにすべてはかかっています。

飼い主が、一度の外出で何時間も家を空けるようなケースは、小型犬が孤独を感じてずっと吠えることのない環境を設定することをお勧めします。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。