今すぐ君を抱きしめたい!

今すぐ君を抱きしめたい!

最後の更新: 14 9月, 2018

ほとんどの子どもはペットが大好きだと思います。子どもの頃にペットが欲しいと思わなかった人は数えられる程度でしょう。一方で、ペットを欲しがらない親はたくさんいるので、それがまた子どもたちがペットを欲しがる理由にもなります。もし、あのとき両親がペットを飼うと決めてたら、あなたはどんな気持ちになっていたでしょう?ここに、幼い少年が未来のペットに宛てた美しい手紙があります。そこには「今すぐ君を抱きしめたい!」と書かれています。

今日は、そんな男の子が愛犬に宛てたお手紙をご紹介しましょう。その手紙からは男の子が抱く「ペットが欲しい」という願望や、その気持ちを抑えきれない無垢な心が織り混ざっています。

ついに捕まえた!ほら、側においで

お母さんやお父さんにはずっとペットが欲しいって言ってたんだけど、その度にダメって言われて、実はずっと悲しかったんだ。犬を飼ってる友達も居て、一緒に遊ばせてもらったりもしたんだけど、そうすると家に帰った時とっても寂しくなるんだ。

犬にキスする男の子

それでも毎日僕はお父さんやお母さんに、一緒に遊んだりできるペットが欲しいと頼んでいたけど、やっぱりダメって断られてたんだ。だから僕の友達がペットと遊んでいるのを見ると嫉妬しちゃってた。でもついに今日、お母さんが良いしらせをくれた。なついに子犬を引き取ったんだ!それが君さ。

でもお母さんは、君はまだ子犬だから君のお母さんや兄弟の元で数週間は暮らしておかなきゃだめって言ってた。数週間!そんなの耐えられるか分からないよ。でもお母さんは君の写真を見せてくれたんだ、君は本当に可愛いね!

君にハグしたり、キスしたりするのを数週間も待たなきゃいけないなんて、耐えられるか分からないよ。でも君には僕にとって大切な友達、兄弟、そして仲間になって欲しいと思ってるんだ。最近はずっと、君との初対面がどんな感じになるのかなって考えてる。君をハグした時はどんな感じなのかな、とか一緒に散歩に行ったりとかさ。

僕がお母さんに「子犬と一緒に寝ても良い?」とか「1人で散歩に連れて行っても良い?」とかずっと色んな事を頼むから、お母さんもおかしくなっちゃいそうだよ。その都度お母さんはいつも「NO」っていうけどね。でも大丈夫、ちゃんと説得するから。

お母さんが君を選んだのは最高の選択だと思うよ。君は完璧で、僕が夢見たペットそのものなんだもの。写真を見ただけだけど、僕にはそれが分かるんだ。君と会うのが本当に待ちきれないよ。どんな性格をしているのかなとか、どんな感じに怒るのかなとか、僕が側にいる時どんな風に僕を見てくれるのかなとか、知りたいことがたくさんあるんだ。

まだ数週間も待たなきゃいけない!僕の友達はみんな君が僕の元に来る事を知ってるんだ。嘘だ、って言う友達もいて、そいつらは実際に目で見て確かめたいっていうだけど、僕は君を誰とも会わせたくないよ。君にはずっと僕だけを見ていて欲しいんだ。

ついに、もうすぐ君を迎え入れられるんだね。もう誰かの犬と遊んだ帰りに、寂しくなる必要もなくなるんだ。むしろ家から出る必要もなくなるかもね!僕はずっと君の隣にいることにするよ。

時々僕は道端で捨て犬を見かけるんだけど、いつも寂しそうにしてるんだ。僕には分かる。僕だって、僕の家族が僕を見捨てたらとても悲しくなると思うから。でも君が寂しがることはこの先絶対に無いってことは、君に分かっていて欲しいんだ。だって僕が絶対に見捨てないから。君はずっと僕と一緒に居るんだ。君はまだ僕を知らないかもしれないけど、僕はもうお母さんやお父さんにも約束したんだ、君を一生愛してお世話をするって。

犬を撫でる男の子

僕はまだ子どもだけど、一度した約束は絶対に守るよ。君がこの手紙を読めるようになるまで何年かかるかは分からないけど、でも僕が君を心待ちにしているって事を君に伝えたいんだ。君のお母さんや兄弟たちにもちゃんとお別れを伝えてね、僕にも君が必要なんだ。

ここが君の家なんだ。僕たちが君の家族になるんだ。そして、僕たちは絶対に君を守るし、一生お世話もする。だから怖がったり気まずくなったりしなくて良いんだよ。ここが君の家なんだ。

ああ!もう君のベッドとおもちゃを買っておいてってお母さんに言っておいたからね!数週間後に君がここに来る時には全部が揃っているんだ!もう本当に待ちきれないよ、なんだか君を待っている時は泣きそうになるんだ。そして嬉しくて叫びたくなっちゃう。でも今はとりあえず、君がここにきた時に後悔したり怖がったりしない事を願うよ。本当にそうならないよう願ってる。僕は君を待ち焦がれてる。本当に愛してるよ、今すぐ側にきて欲しいくらいさ。

I’ve been telling mom and dad for a long time that I want a pet. They told me “no” many times, and I was always sad. My friends have dogs at home, and even though I play with them when I go to their house, I always felt empty inside when I went back home…

 


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