犬にもココナッツオイルを!3つのメリットをご紹介!

ココナッツに含まれる脂肪の種類は消化を助け、ビタミンやミネラルの吸収を良くしてくれるでしょう。
犬にもココナッツオイルを!3つのメリットをご紹介!

最後の更新: 05 5月, 2020

犬にとってもココナッツオイルの効果には様々なものがあります。ココナッツオイルは消化を助け、被毛や皮膚にも良いとされていますし、感染症の予防にも役立つのです。

犬にココナッツオイルを与える際は、まずは専門家の指示に従うことが重要です。他の多くのものと同様に、ココナッツオイルは与えすぎると悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、少量のココナッツオイルは犬の健康にも非常に良い効果が期待できるでしょう。

犬にココナッツオイルを与える大きなメリットは、オイルに含まれる脂肪の種類が関係しています。ココナッツ、特にココナッツオイルは「スーパーフード」として分類される数少ない食品の1つです。スーパーフードとは、他の食品よりも栄養価が高い食品のことで、実際、ココナッツオイルの脂肪の90%以上が飽和脂肪酸です。

ココナッツオイルには中鎖脂肪酸(MCT)が含まれています。MCTは「良い脂肪」とされていて、人間や犬の母乳には中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸が含まれています。そのため、ココナッツオイルに含まれるMCTは、特に人間や犬の健康にいいとされています。

中鎖脂肪酸には抗菌、抗ウイルス、抗真菌作用があります。さらに、MCTは体内で代謝されやすいため、犬の消化を改善し、ビタミンやミネラルの吸収を助けてくれますよ。

舐める犬

ココナッツオイル:犬にとってのメリット

ココナッツオイルの優れた特性は次のようなものもあります。

1.被毛と皮膚

ココナッツオイルは炎症などの皮膚症状を治りやすくしてくれるだけでなく、ハエによる接触性皮膚炎やアレルギーを大幅に軽減することができます。さらに、湿疹などの吹き出物などの症状も短期間で抑えてくれます。

また、あの不快な「濡れた犬のにおい」もココナッツオイルを使用することで抑えることができます。局所的に塗布すると、茶色く汚れた被毛を明るく柔らかい被毛に変えてくれます。また、防腐性のあるココナッツオイルは表面的な切り傷も消毒できます。

ココナッツオイルは皮膚を柔らかくし、特に角質やゴワゴワになった皮膚を柔らかくします。特に乾燥しやすい肉球や肘にココナッツオイルを使うと潤うおうことから、シニア犬にとっても嬉しい効果です。

2.消化器系と代謝系

少量の摂取であれば、ココナッツオイルは犬の消化にも非常に有効です。消化管での栄養の吸収を高めるため、ココナッツオイルを与えることで犬に与えるエサの栄養価が体に行きやすくなります。

ココナッツオイルを与えると口臭を大幅に減少させることができ、腸内寄生虫を駆除することもできます。犬が大腸炎になってしまったときも、ココナッツオイルは症状を軽減することができます。

また、ココナッツオイルは犬の体内のインスリンを調整し、バランスを整えます。つまり、犬の糖尿病のリスクを減らすことができるのです。一方で、ココナッツオイルは甲状腺機能を正しくする働きがあるため、ホルモンの乱れを防ぐことができます。

ココナッツオイルはエネルギーになりやすいため体脂肪燃焼が加速します。その結果、犬のダイエットにも役立つのです。

3.免疫システム

ココナッツオイルには抗菌・抗ウイルス作用がある上に、特定のカビや微生物、寄生虫を駆除することができます。ココナッツオイルを摂取することで犬の免疫システムは強化され、感染症やその他の病気を予防することができます。

専門家の中にはココナッツオイルの摂取は癌やその他の慢性疾患のリスクを軽減できると示唆する人もいます。関節炎や炎症もココナッツオイルの摂取で抑えることが出来る場合もあります。

摂取方法と量

犬に与えるべきココナッツオイルの正確な量は獣医師に判断してもらう必要があります。しかし、一般的なアドバイスとして、まずは少量からスタートするといいでしょう。

子犬の摂取量

犬の体はココナッツオイルに慣れるまで時間を必要とするので、突然大量に与えると否定的に反応する場合があります。

最初の数日間は、小型犬や子犬であれば小さじ1/4杯、中型犬や大型犬では小さじ1/2杯を目安にしてください。チワワやヨークシャーテリアのようなに小さい犬種であれば、さらに少なめにしましょう。

犬の体がココナッツオイルに慣れてくれば与える量を増やしても大丈夫です。摂取量については、必ず獣医に相談してください。


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このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。