猫と一緒に寝てもいい?気を付けたいポイント!
猫と一緒に寝ることはメリットがある一方で、ルーティーンを壊したり猫が飼い主に依存しすぎたりとデメリットもあります。しかし、まずは長期的にどんなメリットがお互いにあるのか考えてみましょう。
猫と一緒に寝ると睡眠の質が落ちる?
眠りの浅い人はわずかな音や動きでも夜中に目が覚めてしまいます。そして、落ち着きのない猫と一緒に寝ている場合は特に目が覚めやすいのです。早朝になると猫はシーツや気になる影で遊び始めたり、あなたの髪の毛で遊んだりすることがあります。
また、猫は元々“ハンター”であり、その概日リズムは人間とは異なるため、猫は夜になると活動的になります。そして、猫もいびきをかくということを覚えておきましょう。そのため、一緒に寝る前にはあなたの愛猫の睡眠パターンをある程度把握しておくといいでしょう。
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猫と一緒に寝る:幸せな猫は健康な猫
もしかしたら、あなたの猫はあなたと一緒にベッドで寝ることが好きで、あなたと一緒に過ごすことで気持ちを落ち着かせることができるのかもしれません。しかし、猫に何かを教えようとするときに重要になってくるのは境界線を設定することです。
猫は一匹一匹違いますが、境界線を設定することで誰がボスなのかを明確にすることができます。不安を感じている動物や、辛い過去があった動物は特別な愛情を必要とする場合が多々あります。
その場合には、ペットの健康のために妥協が必要になってくるかもしれません。不安の強い猫は体重が減ったり毛が抜けてしまったりすることがあり、自己破滅的な行動が見られることもあり、健康状態に大きな影響を与えます。
数日間猫と一緒に寝たことによって猫に明らかな改善が見られ、あなたの睡眠も妨げられていないのであれば、猫と一緒に寝ることはお互いに大きなメリットがあるかもしれません。
猫と一緒に寝る:猫の毛には要注意
たとえあなたにアレルギーや喘息がなくても、猫の毛についているダニ、汚れ、微生物にアレルギー反応が出ることがあります。また、猫トイレを使っていると家の中に糞が落ちてしまうこともあります。
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米国喘息・アレルギー財団の報告によると、アメリカの人口の最大30%が犬や猫アレルギーだといいます。もしあなたにアレルギーがある場合でも、猫と一緒に寝たい場合は空気清浄機という強い味方があります。
猫が夜に眠るようにする方法
前述したように、猫は夜行性の“ハンター”です。愛猫と一緒に眠りたい場合、猫とあなた両方のルーチンを変えることでお互いの睡眠パターンを近づけることができます。次のポイントをヒントにしてみましょう。
- 日中、猫に運動をさせる。一番良いのは朝に遊んだり構ったりしてあげ、午後に疲れさせることです。しかし、在宅勤務でない限り、これを行うのは難しいかもしれません。
- 猫を散歩に連れて行く。猫専用のリードを使って外に散歩に連れて行きましょう。
- 頭の体操になるようなオモチャを与える。人間の赤ちゃんのオモチャなどもいいでしょう。
- 家中にオモチャを散らばせておく。こうすることで、寝る代わりに遊ぶようになります。
- 寝る前に猫と遊ぶ。
睡眠を猫に邪魔されたら?
一番シンプルな解決法は一緒に寝ないようにするということです。もし、それでも一緒に寝ることがお互いにとってベストだと感じるのであれば、猫が”悪さ”をした場合に猫が落ち着いてクールダウン(タイムアウト)できる場所を寝室の角に作るといいでしょう。
あなたの指を噛む、鳴き続ける、あなたの注目を得ようと何かをした場合には猫をこの場所に置き、一人で静かにさせます。これは、猫が朝の5時にこのような困った行動をとった場合などで有用です。
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