その顔のせいで嫌われ続けたある犬のお話
まるでいつも不機嫌でいるかのように見える「変顔」のせいで誰も飼いたがらなかった犬、コーネリアス君。そんな彼は、今ではたくさんのフォロワーを持つソーシャルメディア上の有名犬です。
お話はカナダのトロントが舞台です。兄弟の中でも体が小さかったコーネリアスは遺伝子に少し異常を持って産まれきており、その結果顔の形がゆがみ、寝ているときでさえ怒っているような表情になってしまうのです。
また彼はとても珍しい「白変種」であり、皮膚の色素が抜けています。しかしアルビノとは似て全く異なるものであり、その証拠にコーネリアスの瞳には美しい色が付いているのです。
拒絶され続けてきたコーネリアス
コーネリアスを見かけた人は誰もが、兄弟たちと違っているから、見た目が悪いからという理由で彼を拒絶をしたと言います。
しかし今の飼い主に引き取られてからは、たったの数日でソーシャルメディアのスターになり、インスタグラムには既に3万人以上のフォロワーが付いています。「病気」を持っていながらも、笑顔を作ろうと常に頑張っているその姿は、彼をより美しく輝かせるのです。
パグに多い症状
犬種によって、かかりやすい病気というものがあります。パグたちの場合、頭部の骨が小さいことによって呼吸器系の病気になりやすかったり、閉塞性の肺疾患や、膝蓋骨の脱臼、お尻の形成異常、目の異常などが起こりやすいです。
見た目は大切じゃない
犬を飼うときには、見た目よりも性格をもとに選んであげましょう。シェルターから引き取りたい場合、世話をしてくれている人に、どんな見た目の子かではなく、どんな性格の子を飼いたいかを伝えると良いでしょう。
体の大きさ、毛の長さや色、犬種などのファクターは二の次、まず大切なのは、その子のパーソナリティなのです。
犬たちはあなたの服に合わせるためのアクセサリーではありません。自我を持ち、好き嫌いも癖も持った生き物たちなのです。
犬たちのケア
捨てられていた犬やシェルターから引き取った犬たちは、キレイにしてあげる必要があるかもしれません。ケアの量は関係ありません。ケアをされること、愛され大切にされることこそが、犬たちが必要としているものなのです。
ペットの引き取り
ペットは購入するよりも引き取った方が「面白い」ものです。また、見た目が良い子ばかりが選ばれがちですが、恵まれてこなかった子たちこそ愛される権利があることは覚えておきましょう。
ペットにかかる諸費用
ペットにかかる費用について、特に最初の1年間はよく考えておきましょう。
購入や引き取りにまずかかり、次にマイクロチップや診察料、そして断種手術、日用品、キャリー、おもちゃ、首輪、リード、大型犬なら賠償保険にも入らなければならないかもしれません。
これらのコストは、ペットを家で買うための「必要経費」として考える必要があります。飼い主として、ペットに関するすべての法律に従った上で、可能な限り健康的に生活させなければならないのです。
子犬の時期が終わっても、食事は高品質である必要がありますし、病院代、ワクチン代、寄生虫予防やグルーミングなどの投資は治まることはありません。何よりペットを飼うことに対する責任感が重要になってくるのです。
画像出典元: Mister Corneliusのフェイスブック
こちらの記事もおすすめです。