【その行動も実は挨拶だった?】ワンちゃんの挨拶についてご紹介!

犬同士がお互いに挨拶をする時は、しっかりとリードを持って距離を保ちましょう。そうすれば、望まないケンカやトラブルを回避することできるでしょう。
【その行動も実は挨拶だった?】ワンちゃんの挨拶についてご紹介!

最後の更新: 19 10月, 2020

愛犬と一緒に公園に行くと、突然知らない犬が近寄ってくることってありますよね?これにはどのような意味があるのでしょうか?犬同士をそのままにさせていてもいいのでしょうか?

今日は、犬の挨拶について詳しく見ていきましょう。

ワンちゃんの挨拶について

知らない犬が近づいてきても、落ち着いて分析をするタイプの犬がいます。まず相手の匂いを嗅ぎ、相手の後ろ側に回り、相手が信頼できるのかどうかを見極めるのです。

一方で、あまり”考えず”に、相手に向かって飛びついてしまうタイプの犬もいます。飛び跳ね、相手のおもちゃを取り上げたりします。中には、相手が疲れるまで公園を走り回り、一緒に遊ぼうとする犬もいます。

ワンちゃんの挨拶は、それぞれの年齢や個性によります。また、どのようにしつけされているかにもよるでしょう。犬の年齢や個性を人間がコントロールすることはできませんが、しつけによってある程度コントロールすることは可能です。

犬の挨拶 ワンちゃん 挨拶

犬はどうやってお互いに挨拶するの?

毎日愛犬と一緒に公園や近所を散歩しているという人は、おそらくその途中でいろいろな犬に会っていることでしょう。外の世界で新しい犬または”見たことのある”犬に出会った時の対応の仕方を愛犬に教えることは、とても大切なことです。飼い主にとっても、習慣を変え、新しいことを学ぶのは大切なことです。

いつも同じ道しか通らないから、というのは関係ありません。もしかすると、新しい犬が引っ越してくるかもしれませんし、新しい場所を散歩するかもしれません。新しい犬に偶然出くわした時にケンカやトラブルとならないよう、飼い主が心構えしなくてはいけません。

この場合に気をつけたいことは、リードを強く引っ張り過ぎてしまうという問題です。犬は首輪周りを強く引っ張られていることを感じると、何かよくないことが起こっていると感じてしまいます。つまり、やってきた相手の犬は何か危険な存在で、自分を攻撃しようとしているととらえてしまうかもしれません!

そのため、リードは短く持ち、引っ張らないようにします。相手の犬の飼い主と話し、相手にも同じようにしてもらうことをお願いするのもいいでしょう。お互いの愛犬が安心でき、傷つく恐れがなくなるでしょう。

これまでに道で他の犬とケンカをしたことがない、というワンちゃんの飼い主や、どのような態度を取るか全くわからないというワンちゃんの飼い主は、ぜひ、短いリードを使う方法を取り入れてみてください。

二匹の犬 ワンちゃん 挨拶

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一方、ペットにすべての責任を押し付けてはいけません。飼い主がどのように状況を管理できるか、どのように対処するか、どのように感じているかがワンちゃんに伝わるからです。

もし、あなたが恐れている、トラブルに合っているとワンちゃんが感じたなら、ワンちゃんもそのように行動するでしょう。あなたがリードを短くした時点で、それは危険のサインだとワンちゃんは感じます。ワンちゃんは、あなたを守るためなら何でもしてしまうかもしれない、ということを忘れてはいけません。

もしかすると、相手の犬があまりに大きかったり、”怖い犬種”(ピットブルロットワイラーなど)であるために、ネガティブな考えが頭に浮かんでしまうかもしれません。ですが、その考えを決して出してはいけません。意識を集中し、どのようなケースにも対応できるように心構えしましょう。

ワンちゃん同士が挨拶をする時は、ボディランゲージを使って分析をすることが大切です。愛犬が幸せな時の様子、攻撃しようとしている時の様子、怖がっている時、嫌がっている時の様子は必ず知っておきましょう。

飼い主であるあなたが愛犬のことをよく知ってさえいれば、何も心配することはありません。もし尻尾や耳をピンと立てたり、頭をぐっとそらす、歯を見せるなどの行動が見られたら、すぐに相手と距離を保たせ。挨拶をさせるのは別の機会にすると良いでしょう。

 


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  • Barrera, G., Elgier, Á., Jakovcevic, A., Mustaca, A., & Bentosela, M. (2009). Problemas de comportamiento en los perros domésticos ( canis familiaris ) : Psychology of learning contributions. Revista de Psicología. https://doi.org/10.1080/10304312.2014.966404


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