新米飼い主必見!子犬にエサをあげるときのゴールデンルール

タンパク質、カルシウム、ビタミンDなどは、子犬が適切な成長をするのに必要な基本的な栄養の例です。
新米飼い主必見!子犬にエサをあげるときのゴールデンルール

最後の更新: 15 3月, 2020

新しく家にやってきた子犬にエサを与えようという時、与える量や頻度、ベストな食事の選び方などがわからないこともあるでしょう。子犬の栄養についての基本を知っておけば、 子犬の適切な発達を助け、可能な限り一番いいスタートを切らせてあげることができますよ。

他の哺乳類と同じように、子犬は母親の母乳を飲むことから始めます。それは母親と子犬の絆を深めるだけでなく、母乳から成長に欠かせない栄養素を得たり、免疫力を高めたりします。子犬は生後約8週間で卒乳し、固形物を食べるようになります。

胎児のときから見ていない限り、ここまで幼い子犬に出会うことはあまりないでしょう。しかし、この段階がどれだけ大切かということは知っておくことが重要です。母親から離して人の家に引き取られるのが早すぎると、子犬の健康に大きなリスクがあるかもしれないのです。ですので、ブリーダーは子犬が最低でも生後2ヵ月(理想的には3ヵ月)になるまで、親子を離れ離れにするのは待つべきです。

子犬にエサをあげるとき

生後8週間より幼い子犬は母乳から固形物へと徐々に移行していきます。この段階では、できれば柔らかくどろどろした食事を1日に4~6回とります。

子犬が大きくなるにつれ、食事の回数を減らしていきます。例えば、生後3ヵ月になるまでは1日4食、生後6ヵ月になるまでは1日3食、その後1日2回へと減らします。また、食事の量は犬種や個々の犬の特別なニーズによって異なります。

ドッグフードのパッケージの裏には、子犬の体重によってどれくらいの量を与えるべきかが書いてありますが、獣医さんにアドバイスを求めるのもいいでしょう。

子犬 エサ

子犬が必要な栄養を全て得るためには、適切な食事を選ぶことが欠かせません。子犬用のフードは成犬のものより多くのカロリーを含んでいます。成長を助けるだけでなく、多くのエネルギーを得られるように作られています。また、タンパク質やビタミン、ミネラルの含有量も多いことが多く、特にカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、ビタミンDが多くなっています。

缶詰のウェットフードの方が、ドライフードに比べておいしく食べやすいと思うかもしれませんが、これを毎日食べることに慣れさせるのはお勧めできません。今は特定の犬種や年齢、体の大きさに合わせた特別なたくさんのドライフードの中から選ぶことができます。

食事を全部食べるように促すには

子犬にエサを与える時、特に小型犬などは抵抗することがあるかもしれません。ですので、食事の際には立ちあって、全部きちんと食べているかを確認しなければなりません。こうすることで、あなたが見ていないときに異物を飲み込んでしまうことも防げます。

子犬 エサ

食事のスケジュールを立て、清潔で静かな食事場所をつくることも、犬に日課という感覚をつけさせるのに役立ちます。食事を全部食べていなかったら、遊びやおもちゃを使って食べるように促すのもいいでしょう。

しかしそのためには、自分の食べ残しを与えたいという誘惑に勝たなければなりません。幼いうちから甘やかすのではなく、違う種類の食べ物やドライフードをウェットフードに変えたりする方がいいのです。

子犬を運動させるときには、体がしっかりと消化できるように、少なくとも食後1時間待ってからにするよう勧められています。そうすることで、お腹の張りや胃腸のねじれなどの問題を防ぐことができます。これは大型犬には特に重要なことです。

まとめると、子犬にエサを与える時のゴールデンルールには、成長するにつれて食事の回数を減らすこと、食事を食べているかを常に確認すること、そして高品質な子犬用のエサを選ぶことが含まれます。小さい時から栄養をしっかり摂ることを優先していれば、成長してからの健康にとてもいい影響をもたらすことになるでしょう。


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