医療の世界では診断に役立つ特定の徴候があ…
人気のペット:うさぎのノミを治療する方法について
ペットのうさぎにノミがついてしまったら、過度に体を掻くかもしれません。ペットの皮膚を常に観察し、ノミをはじめとする炎症を引き起こす寄生虫が発症していないか確認することが大切です。

犬や猫に次いで、ペットとしてのうさぎ人気が高まっています。
とても可愛いうさぎですが、犬や猫とは異なるお世話があることを忘れてはいけません。今回はその中でも、うさぎに発生するノミとその対処法についてご紹介します。
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うさぎのノミを見つける方法
ペットのうさぎが体を頻繁に掻いているのに気づいたら、その理由を見つけることが大切です。
うさぎが体を掻く理由の一つであり、最も一般的なのがノミです。犬や猫だけでなく、うさぎをはじめとする他の哺乳類にはノミが発生する可能性があります。うさぎが掻いているのに気づいたら、毛の間を調べ皮膚を確認してください。
茶色の斑点状のものがあれば、ノミの排泄物の可能性がありますし、耳の後ろや鼻の中で、ノミが飛び跳ねるのが見られることもあります。
うさぎのノミを治療する方法
ノミは動物を噛んで血を吸うため、噛まれると動物が刺激を感じます。うさぎにノミが発生していたら、迅速に行動に移すことが大切です。
では、うさぎのノミに対処する方法のいくつかご紹介したいと思います。
1.ノミ専用のクシ
ノミの数が数匹の場合は、ノミ専用のクシを使って簡単に取り除くことができます。
ペットショップや動物病院で販売されています。
- 最初にノミ専用のクシでとかしてノミを取り除いた後、クシを温水につけます。
- 毛の生え方と反対の方向にクシで毛をとかします。
- 最後はクシを石鹸かアルコールで消毒してください。
2.ノミの治療
症状が重い場合は、獣医師から様々な治療方法を勧められるでしょう。
特にノミの数が多い場合は、必ず獣医師による診察と治療を受けることが大切です。
ノミの治療に使われる薬や製品には様々なものがありますが、そのほとんどが、うさぎが舐めてしまわない場所である首の後ろにつけるタイプです。
うさぎを多頭飼いしている場合、治療薬を塗ってから数日間は、ノミを発症しているうさぎと他のうさぎを離すことが大切です。
ノミの治療に使われる薬は、うさぎの体内に入ると有害な影響を及ぼす可能性のある化学物質を含んでいることがよくあるため、お互いを舐める習性があるうさぎを離すことが欠かせません。
3.処方薬
獣医師に処方される薬や治療については、しっかりと質問することが大切です。
獣医師の処方薬とはいえ、うさぎがアレルギー症状を起こしたり、皮膚が負の反応を起こすこともあるため、少量を塗布するか必ず事前に獣医師と話し合いましょう。
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4. 自宅の掃除
うさぎの治療を継続することに加えて、自宅をきれいに掃除することが大切です。
カーペット、ベッド、クッション、そして柔らかい素材の家具などはノミの隠れ家となりやすいため、しっかりと掃除してください。
特に他のペットを飼っている場合には注意が必要です。
ノミを駆除するスプレーやノミの侵入を防ぐ製品も販売されていますが、これらの液体にうさぎや他のペットが触れないように気をつけてください。
特にスプレーをした日には、ペットをその部屋に入れてはいけません。また、犬や猫用のノミの治療薬をうさぎに使ってはいけません。
犬や猫には効果的な治療薬も、うさぎにとっては有毒、そして時には致死的な悪影響を与えることがあります。
ノミ取り首輪も、うさぎが不快に感じるだけで効果がないだけでなく、うさぎに有害な成分も含まれているためお勧めできません。
最初にご紹介したノミ専用のクシでうさぎの毛をとかすことで、ノミを予防することができます。