愛犬を獣医さんに連れていくときに気を付けること

恐怖やストレスのため、愛犬を獣医さんに連れていくことは難しいかもしれません。しかし、愛犬を落ち着かせ安心させるためのシンプルな方法があるのです。
愛犬を獣医さんに連れていくときに気を付けること

最後の更新: 18 7月, 2019

愛犬を獣医さんに連れていくのが簡単だと言う人はいませんよね。ですが、愛犬にとってのこの経験を、トラウマにならないようにより良いものにするために使えるコツとテクニックがあるんです。

愛犬を獣医さんに連れていくには

獣医さんに行くことは、ペットにとって最もストレスになることの一つです。検査をされて、注射をされ、薬を飲まされるのですから、それも当然です。 さらに、動物クリニックは自分のよく知らない場所で、おそらく他の動物を見ることにもなるでしょう。

私たちがペットの気持ちになってあげ、わざと悪い態度を取っているのではないということを理解してあげることが大切です。そのような行動をとるのは恐怖や無知のためなのです。ですので、飼い主としての私たちの役目は、獣医さんでの時間をできるだけ楽しいものにしてあげることです。

愛犬を獣医さんに連れていくのは簡単な仕事ではありません。しかし、必要なことです。定期的な検診をし、可能性のある病気は治さなければならないからです。もちろん愛犬はそんなことはわかりません。変なにおいや知らない音、今まで会ったことのない人などのトラウマに立ち向かわなければならないのです。さらに、飼い主の緊張にも対処しなければならないかもしれません。

したがって、獣医さんに行くことは悪いことではないよ、ということを愛犬に教えてあげることが大切です。そのためには獣医さんに定期的に連れていかなければなりません。そうすることでそのうち慣れてくれるからです。だからといって獣医さんが好きになるわけではありませんけどね!それでも、少しだけましに感じるようになるのです。

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愛犬を獣医さんに連れていくためのアドバイス

愛犬が獣医さんに行くのが嫌いでも、最低でも年に2回は検査が必要です。獣医さんが適切だと判断すればもっと頻繁に行かなければならないかもしれません。では犬を獣医さんに連れていくときに緊張を和らげトラウマにならないようにするにはどうしたらいいのでしょう?以下がそのアドバイスです:

1.どこへ行くのか言わないでおきましょう

飼い主が最もよくやってしまう間違いは、愛犬にどこへ行くのか伝えてしまうことです。「獣医さんに行こうね!」と言うことは、最悪な時間をこれから過ごすことになると伝えてしまっているのと同じなのです。犬は特定の言葉をいくつか理解できますが、「獣医さん」もおそらくその一つでしょうからね。

獣医さんに行くときいつも同じルートをたどらないようにしましょう。そすれば犬がそのルートと獣医さんへ行くことを結び付けることがなくなります。

2.疲れさせておきましょう

愛犬を獣医さんに連れていくときは、遊んだり走ったり公園を散歩したりして一日のエネルギーをほとんど使い果たしておくといいでしょう。さらに、運動することはストレスを減らすのにも役立ちます。 そうすることで、後でそんなに緊張しなくなるのです。

3.獣医さんのことを知る時間をとりましょう

獣医さんの検査台に乗せたらすぐに、獣医さんのことを知るための時間をとってあげましょう。獣医さんの手のにおいをかがせてあいさつをさせましょう。それをさせてあげないと、おそらく怖がってしまうでしょう。

犬の大きさは関係ありません。チワワでもボクサーでも獣医さんを怖がらないようにするためにベストを尽くしてあげましょう。

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4.常に話しかけてあげましょう

獣医さんについてから変える時まで、愛犬と「会話」をし続けることが大切です。優しい言葉をかけてあげ、落ち着いて柔らかいトーンで話しかけましょう。そうすれば愛犬はパニックを起こさず、危険が迫っていると感じることはありません。

ほんとうに必要でない限り愛犬を叱ってはいけません。他の動物が周りにいる時は、あなたの傍にじっと座っているよう具体的な指示を出しましょう。愛犬をどなってはいけません。そうするとさらに緊張してしまうからです。

5.常に傍にいてあげましょう

犬は安心し落ち着いているために「リーダー」の傍にいる必要があります。 さらに飼い主が落ち着いているということもわかっていなければなりません。ですので、まずはあなたが落ち着くようにし、そうすることで愛犬のことも落ち着かせることができるのです。

クリニックに入った瞬間から、獣医さんを待っている時も、獣医さんが検査をしている間も、家に帰る道のりでも常に犬の傍にいてあげましょう。そうすれば愛犬が怖がることはありません。

6.よくできたらほめてあげましょう

検査が終わってからか家に帰ってからでもいいので、愛犬にご褒美をあげることが大切です。 よくできたことを褒めるためだけではなく、愛犬が獣医さんとおもちゃやご褒美、なでられることなどを結び付けるようにするためでもあります。

愛犬を獣医さんに連れて行くのは大変です。しかし、嫌がっても行かなければなりません。これらのアドバイスに従えば、この経験もより楽しいものになり、トラウマを軽減し悪い態度を少なくすることができるでしょう。


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  • Espinoza Liset. (2015). Conozca las enfermedades que más padecen las mascotas.


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