どうして猫は寒いのが苦手なの?

寒いのが苦手だという人はいるでしょうが、ペットも同じです。猫の機嫌が悪い、または落ち着きがないと感じたら、もしかすると寒がっているのかもしれません。
どうして猫は寒いのが苦手なの?

最後の更新: 12 3月, 2021

猫は寒いのが苦手です。とても敏感で、寒いと病気になりやすいからです。冬に家中の暖かい場所を探し求めている姿が見られるのも普通です。だからこそ、猫を飼っている人は、いつも快適で暖かいように気をつけてあげなくてはいけないのです。

暖かくすることは快適なだけではなく、病気を予防することでもあります。体温を適切に維持できるよう注意を払ってあげることが、ペットの飼い主としての役目です。家の中で飼っているか、外に出しているか、毛が長いか短いか、どのような猫種でも、寒い季節は特に気をつけてあげましょう。

バランスの取れた食事

猫は、それぞれの年齢に合った適切な食事を取るべきです。飼い主は、冬には特に食事や生活に気を使うべきです。寒さが苦手なのに、それでも寒空の下、出かけたがるという猫ちゃんの場合は特に気をつけましょう。

それぞれの猫の成長に合ったビタミンをしっかりと取らせ、通常以上に餌を与えることも考えましょう。正しい食べ物を取っていれば、寒さに立ち向かう基本的な栄養やエネルギーが十分に取れるでしょう。

ブランケットの間の猫

バランスの取れた室温

家の中を正しい温度に保つことで、猫ちゃんが風邪を引いてしまうのを予防しましょう。快適な温度のスポットを見つけるまでは、家の中をうろうろしているかもしれません。猫ちゃんの好みに合わせてお気に入りのスポットにラグを引いたり、窓際に場所を作ってあげるのもいいでしょう。

また、家の中に冷たい空気が入ってくるのを防ぎましょう。人間の赤ちゃんを扱うようにお世話しましょう。

寒がっているなら毛布などで暖かくする

ペット用のおしゃれな服もたくさん販売されています。見た目の可愛さだけでなく、暖かさを与えてくれるでしょう。外に出ることが多い猫ちゃんなら特に良いでしょう。

猫種によっては、毛が少ないタイプや短いタイプがいます。こういったタイプの猫は、毛が長くて多いタイプの猫よりも外気の影響を受けやすいでしょう。外に連れて行く場合はその点を考慮してあげましょう。寒すぎると、風邪を引いたり機嫌が悪くなったりするかもしれません。

暖かいベッド

愛猫が寒さを嫌うのなら、暖かく包まれるような物を与えましょう。猫用の暖かいベッドなどは様々な種類が販売されています。体温がキープされますので、よく眠れるでしょう。

ヒートタイプの猫用ベッドを使う場合は、ブランケットなどを一枚引き、直接肌に当たらないようにしましょう。温度が熱くなりすぎて低温やけどを起こさないためです。ベッドの形もいろいろありますが、選ぶときはペットにとって一番快適な形だと思う物を選びましょう。

暖かいシェルター

猫は自分のお気に入りの場所で休みます。寒さを避ける場所、シェルターを作ってあげると良いでしょう。

捨てようと思っていたダンボール箱などが利用できるかもしれません。実は、ダンボールは寒さが苦手な猫にぴったりなのです。猫の種類やサイズによって、カットして大きさを調節しましょう。

寒さに最も弱いのはどの猫?

毛布で眠る猫 どうして猫は寒いのが苦手なの?

猫は種類によって、寒さから病気になりやすいタイプの猫もいます。

7歳以上か病気の猫

人間と同じく、猫も歳をとると免疫力が弱くなります。体を動かす活動ができなくなったり、他の健康トラブルを抱える猫もいるでしょう。関節炎など年齢に関連する病気も起こってくるでしょう。

子猫

は寒さが好きではありません。それは年齢のせいではありません。幼いときは、免疫系が十分に発達していないため、飼い主が守ってあげなくてはいけません。適切な食事と必要に応じて毛布を与えるなどの配慮で、猫を健康に育てましょう。

世話をするということは外に連れ出さないということではない

飼い猫が寒さを嫌う場合、できる限りの事をしてあげましょう。ですが、だからといって、これまで外に連れ出していたのに絶対家に閉じ込めておかなくてはいけないということではありません。外の空気を吸うことも時には必要でしょう。これまでのルーティーンは変えずに、ちょっとした注意をすることで健康を維持してあげましょう。


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