お風呂に入れずに犬たちをキレイにしよう
ペットたちが満足できる質の高い生活を送るために、健康と衛生の管理は必須です。体を洗ってあげることや犬を キレイ にしてあげることは、食事を与えるくらいに大切なことなのです。
最もメジャーな石鹸と水を使う以外にも、体をキレイにする方法はあります。石鹸と水を使った方法が一番効果を発揮しやすいことは確かですが、時間がなかったり、外で洗いたくても天気が悪かったりしたときなどにもできる、別の手段を知っておくと何かと便利です。しかしこれらはあくまで「代わりにもなる」だけなので、あまり犬たちの衛生管理を怠るようなことはしないようにしましょう。
水と同じくらい重要な「ブラッシング」
定期的なブラッシングは健康に良いだけでなく、犬と飼い主との絆を深めてもくれるのです。
犬によってそれぞれその頻度は変わります。短毛の犬種なら柔らかい毛ブラシと細かい櫛を使って週2回ほどで大丈夫です。
平均的な毛の長さを持つ犬種の場合は、硬めの毛ブラシや目の粗い櫛で週4回ほどが目安です。
長い毛や太い毛を持つ犬であるなら、ブラッシングは日課とすることが望ましいです。柔らかい毛ブラシと目の粗い櫛を使ってあげましょう。絡まった毛を解くグルーミングツールも役に立ちます。
キレイ にするメリット
キレイに洗ったりグルーミングすることは、抜けた毛を取り除くだけでなく、付着した土やふけを減らすことにも繋がります。
また、普段触れない場所に触れたり見られない場所を見ることで犬のコンディションや異常に気が付きやすくもなります。
グルーミングにやり過ぎはありません。時間があるのであれば短毛種や中毛種の子たちに毎日ブラッシングしてあげても問題はありません。
その際に飼い犬に座らせる「場所(グルーミング・テーブル)」を用意すると、容易に、また気分良くブラッシングができます。そしてこれを習慣付けると、飼い主が隣にいればテーブルに上ることを嫌がらなくなるため、獣医で見てもらう際にも抵抗しにくくなるのです。
さらに付け加えるなら、グルーミングは犬の血行を促進します。
濡れずにお風呂
犬たちを濡らすことなくキレイにする方法といえば、ドライシャンプーが存在します。
ドライシャンプーは市販されており、またとても効果的です。ブラッシングをして犬たちの毛を解いてから、ドライシャンプーを含ませた濡れタオルで背中、肉球、尻尾、顔の順番に洗っていきます。
洗い終わったら新しい濡れタオルで拭きとってあげましょう。
必要だと思えば何度繰り返しても構いません。最後はもう一度ブラッシングで仕上げます。
犬用の製品を使うようにしましょう。人間用を犬には絶対に使用しないでください。
食事も犬をキレイにする
ペットの健康状態は、どれだけよくものを食べるかで左右されると言っても過言ではありません。 必要なビタミンや鉄分を摂ることができるバランスの取れた食事はとても大切です。
清潔さ、毛のコンディション、体臭などその大部分が何を食べるかに影響されてきます。
一部の飼い主たちがグルーミングをしたりお風呂にしっかり入れているのにも関わらず飼い犬の体臭が気になると不満を漏らすことがありますが、多くの場合は低品質の食品を食べていることによるものです。安い食べ物のせいで犬たちは、必要な栄養を摂れなかったり消化不良を起こしてしまっているのです。そして溜まったガスによって皮膚のにおいが変わってしまっているのです。
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