ペットの便秘を解消してあげよう:イヌとネコの便秘

25 7月, 2019
ペットの便秘には市販の製品を日常的に用いることでも対処は可能です。ですが、便秘の原因が何らかの病気である可能性も、心に留めておかなければなりません。獣医の診断を受けておけばより安心でしょう。
 

人間と同じように、動物は腸の調子を崩すことがあります。中でも便秘は面倒な問題を引き起こし得る、もっとも一般的な症状です。幸いなことに、犬の場合便秘そのものは重大な症状ではありません。

それは家庭でできる方法で治療も可能だからです。ところが、もしその便秘が他の何らかの病気に伴う症状の一部だった場合、話は複雑になります。以下では、そのような例についてご説明します。

ペットの便秘とは

便秘は食物を正常に消化できない状態で、その結果、排泄の欠乏や異常を引き起こす可能性があります。猫や犬ではとてもよく見られ、他のさまざまな健康問題へとつながるおそれがあります。

便秘の原因はさまざまですが、典型的なものには栄養バランスの偏りと運動不足が挙げられます。残念ながら、この状態はペットの消化システムにダメージを及ぼします。

その他の原因としては、過度なグルーミングがあります。身体を舐めることでたくさんの毛を飲み込み、それが毛玉になって消化管を塞いでしまうのです。また、高齢の犬では、腎臓に問題が生じた結果として便秘になることもあります。ですから、注意深い観察が必要なのです。

いずれにせよ、獣医による正確な診断を受けることが大切です。飼っている犬や猫の様子に変化があったときは、何らかの治療法を試みる前に、まずはかかりつけの獣医に相談して指示をもらうようにしましょう。

犬の便秘 ペット 便秘
 

 

ペットの便秘への対処

診察を受けて病気の心配がないことがわかったら、便秘への対処が必要になります。イヌ科とネコ科では代謝のシステムが異なり、それぞれ違ったものに反応します。ですから、動物の種類によって対応が異なることには気を付けましょう。

ここでご紹介する方法は、基本的に、家にある材料や簡単に手に入るものを使います。ほとんどは毎日の生活でみなさんが使われているものですが、中には少しだけお金のかかるものもあります。

 

犬の場合

  • :水は健康のためにとても大切で、体内の重要な触媒でもあります。水は代謝機能の正常なはたらきを助け、動物の健康に欠かせません。
  • オリーブオイル:代謝を良くするなど、たくさんの利点があります。スプーン1杯か2杯をエサに混ぜて与えれば数日の内には改善が見られるでしょう。
  • 運動:短時間の散歩でも十分な効果を挙げることがあります。外出して動き回る時間を取ってあげましょう。ボール遊びも効果的です。
  • 缶詰のエサ:毎日の食事で水分が不足していると、便秘の原因になることがあります。缶詰には水分が多く含まれているので、フンを柔らかくしてくれます。
  • 下剤:水酸化マグネシウムなどの下剤は腸のはたらきを良くします。また、どの犬種でもアレルギーを起こすということはありません。
猫の便秘 ペット 便秘
 

猫の場合

  • 砂を換えるトイレの砂がアレルギーの原因となり、排泄の妨げとなっていることがあります。砂の品質やブランドを変えてみて、それでも問題が続くようなら、動物病院を受診しましょう。
  • 体重を量る:一般に猫は毎日1~2回トイレに行くだけで済みますが、肥満ぎみの場合は回数が増える傾向にあります。あまり頻繁になると、肛門が炎症を起こすことがあります。
  • 食生活を変える:栄養バランスの偏りから便秘になることもあります。動物性タンパク質だけを含んでいるキャットフードに変えてみましょう。乾燥タイプのエサも便秘を引き起こす場合があるので、水分の多いタイプのものにすれば改善が見られるかもしれません。
  • ブラッシング:過度な毛づくろいをして大量の毛を飲み込んでしまうことの予防になります。猫が自力で体を舐める代わりに飼い主がブラッシングをしてあげれば、毛玉が食道を塞いでしまうことを避けられます。

ご紹介した方法はどれも、特に深刻ではない便秘を解消するためのものです。フンに血が混ざっていたり、ペットが苦痛を感じているような様子であれば、すぐに動物病院を受診して解決策を探しましょう。