みんなが大好きな2大ペット:でも犬と猫はこんなにも違う!
犬と猫はみんなに愛される人気者ですが、見た目が全く異なるだけでなく、性格、行動、食事などでも異なる点が多々あります。今回は犬と猫の違いについて詳しく見ていきましょう。
犬と猫の違いは?
ペットを飼うことは決めていても、犬にするのか猫にするのかが決められない人も多いと思います。犬も猫も素晴らしい動物ですが、様々な点で異なります。誰でもペットを飼えるわけではありませんが、犬と猫の違いには次のようなものが含まれるため、犬か猫で迷っている方は参考にしてみてください。
1.行動
犬と猫の最初の大きな違いは、猫は単独で狩りをすることです。一方で、犬は先祖のオオカミにように群れで生活をします。
猫は一人で留守番をするのも平気ですが、犬は誰かが一緒にいないと落ち込んでしまったり、病気になってしまったりもします。また、犬は飼い主を群れのリーダーとして見ているため、何としてでも飼い主を喜ばそうとするのに対し、猫は自由気ままに一人で遊びます。
2.食事
犬も猫も餌は自宅で食べますが、餌の種類や食べ方は異なります。猫は隠れて獲物を狙い、鳥、げっ歯類、または昆虫などを巧みに捕まえます。猫は魚やパテなど、特定の種類の食べ物だけを「仕方なく」食べます。
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しかし、雑食動物である犬はもう少し幅のある食生活を送っています。犬は果物、野菜、赤肉・白肉などを食べることができます。サバイバルな状況になれば、“ベジタリアン”にもなります。
また、興味深いことに犬は体脂肪をエネルギーに変えることがでるため、犬は猫よりも長期に渡って食べないでも生きていけます。
そのため、犬は、特に食いしん坊なラブラドールレトリバーなどは、ものの数分でお皿の餌をペロリと食べてしまうのです。一方で、猫は一日かけてボウルの餌を食べます。
3.衛生面
グルーミングに関しては犬と猫で非常に大きく違います。犬は自分を舐めてきれいにすることはないため、お風呂に入れてあげないと臭くなってきます。
しかし、猫は一日中グルーミング(毛づくろい)をするほどきれい好きなため、臭いが気になる猫はあまりいません。猫が臭い場合は何らかの問題が疑われるため、動物病院に連れていきましょう。
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4.しつけ
猫は犬より野生的で、しつけることが難しいとされています。このことから、猫は気まぐれと言われているのです。
犬はその反対で、子犬のころからしつけることで、家であっても公園やビーチという公共の場であっても、おとなしく飼い主に従うことを学びます。
5.縄張り意識と飼い主を守ろうとする行動
猫が新しい家にやって来てまず行うことといえば、においをあらゆる場所につけるマーキング行為です。これは、物、家具、壁、そして時には人に自分の体をなすりつけることで行います。一方で犬は、同じ家に他の犬がいない限り、このようなマーキングは行いません。
また、犬は飼い主を守るためであれば危険を顧みません。猫が攻撃する唯一の状況とは、自分の縄張りに誰かが入ってきたときです。その誰かは、家族であっても見知らぬ人でも関係ありません。
犬と猫は大きく違うということは誰しもが知っていることです。しかし、どちらも素晴らしいペットになります。
犬と猫の細かなニーズをしっかり把握し、たくさんの愛情を注いであげましょう。そうすることで、あなたと一緒にいることを喜んでくれます。犬と猫、どちらを飼うか迷ってしまった場合は、両方飼ってみるのはいかがですか?きっとお互い仲良くやっていってくれることでしょう。
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