ゴリラを守り、失われた動物保護者6人の尊い命たち

28 6月, 2020
ゴリラを守るグループの命を奪った、計画的な暴力行為がここにもあります。ここ20年の間に、ヴィルンガ国立公園の活動家や村人の170名以上もの命が奪われているのです。
 

ゴリラを守り、失われた6人の尊い命

世界には、ゴリラや他の野生動物を保護しようと懸命に働く人々がいます。ですが、残念ながら、ある悲劇が、アフリカで最も古くから保護されてきた地域であるヴィルンガ国立公園で起こりました。

5人の警備隊と1人の運転手が、マウンテンゴリラを保護している際に待ち伏せによって殺害されたのです伝説の霊長類であるマウンテンゴリラは、コンゴ、ウガンダ、ルワンダの森に生息しています。マウンテンゴリラは、映画や様々な研究で注目を浴び続け、世界でも最も興味深い野生動物の一種です。

ヴィルンガの警備隊は、かつて密猟が盛んであったとても危険な地域を守っていました。しかし、霊長類学舎であるダイアン・フォッシーがこの地に到着してすぐに密猟を防止するパトロールが必要となりました。パトロールは、警備隊にとってかなりの危険を伴うものとなったのです。

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ヴィルンガ:動物保護者にとって危険な地

この国立公園でこういった事件が起こったのは、この20年間で初めてではありません。170名以上もの森林警備隊、活動家、社員が亡くなっているのです。その中でも、おそらく最も有名な人は霊長類学者のダイアン・フォッシーでしょう。彼女は、自身の小屋の中で何者かによって殺害された姿で発見されました。

2017年8月、5人の警備隊が民兵によって殺害されました。彼らは、国立公園で働く人を直接狙った計画的な待ち伏せによって殺害された犠牲者でした。非常に残念なことに、この国立公園でゴリラや他の動物種を守ろうとしている人々の命が奪われたのです。

この警備隊は、自分の命が危険に晒されるかもしれないということを認識していました。ですが、何が起ころうとゴリラや自然環境を守ろうと決心したのです。この公園にはそれだけ大切な未来と素晴らしい豊かさがあるからです。

ゴリラ 野生動物 保護

ダイアン・フォッシーの努力がなければ、この自然保護区の保護に気づくことは不可能だったかもしれません。現在の警備隊の多くは、闇で販売するために、かつてゴリラやチンバンジーを始めとする野生動物の密猟を行っていた者の子どもたちです。モラルの向上から、かつての密猟者の子どもたちは、今、自然を守るために戦うことも厭わないのです。

ヴィルンガの危険:密猟者、戦争、コルタン

この公園が抱える大きな問題の一つが密猟です。また、人類がこれまでに知りうる中で最も凄惨な戦いが行われた地域の一つの近くに、休火山であるヴィルンガ火山があります。

密猟は、この地域では制御されています。ゴリラやその他の霊長類に関して言えば、実質的にゼロに削減されました。悲しいことに、ゴリラは未だにブッシュミートのために密猟されているのです。

 
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ヴィルンガ国立公園のスポークスマン、ジョエル・マレンベ氏は、ウガンダとの国境近くのルリンバとイスハシャ付近で起こった事件を報告しました。自己防衛グループ”マイマイ”が攻撃したと推測されています。

今日の記事で取り上げた死は、氷山のほんの一角に過ぎません。こういった事件は、残念ながら国立公園中の様々な場所で発生しているのです。そして、石油発掘もまた、森に影響を与える危険の一つでしょう。西洋諸国の企業が、利益を最大限に利用するため、土地を買収しようと圧力をかけているのです。

 

残念ながら、アフリカの自然を守るためには、森を警備する人達の力が必要です。彼らの努力や仕事に感謝し、動物を守るために自らの命を危険に晒している人がいることを感謝しましょう。また、若い警備隊の命を奪ったコンゴの内戦を厳しく罰することも大切でしょう。

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