捨て犬の里親になる前に考えてほしいことがあります

04 5月, 2020
捨て犬の里親になる際に大切なことは忍耐力と寛容さです。
 

捨て犬の里親になることは、捨てられた犬と、その子の次に施設に入ってくる2匹の動物に未来を与えます。動物虐待を少しでも減らしたい場合、里親になることがベストな選択です。

捨て犬の里親になる

動物愛護センターやシェルターでは多くの犬が新しい里親を待っています。どんな年齢、犬種、色でも捨て犬になる可能性があり、捨て犬には特定のタイプがあるわけではないため、飼育放棄された動物をレスキューする機関はあらゆる種類の犬を扱うことに慣れています。

捨て犬は何らかの正当な理由があって捨てられたと考える人は多いのですが、実はそれは間違いです。その「正当な」理由は悪い行動、健康上の問題、あるいは「悪い犬種」なのかもしれません。

現実は、純血種、子犬、欠点の何もない素晴らしい動物が何千頭と毎年捨てられているのです。また、怖がりな犬、問題行動を起こす犬、魅力に欠ける雑種などもいます。

捨て犬の過去

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動物愛護センターにやってくるワンちゃんはどの子もユニークで特別であり、「捨て犬」と一言で片付けることはできないのです。そのため、里親になる際は、その子を保護した施設に直接話し、批判的にならずにその子を知るようにしましょう。

捨て犬の過去

棄てられた動物はすべて同じというわけではありません。何ヶ月も路上生活を送っていたというドラマチックな状況を想像するかもしれませんが、必ずしもそうではありません。野良犬になったことがない犬が動物愛護センターの玄関に捨てられていたという話は多いのです。

中には、動物愛護センターから直接里親の家に行けた子もいるので、そのような子は路上には出たことがありません。子犬がたくさん生まれると動物愛護センターで育つことが多く、そのような場合も路上経験はありません。

捨て犬を家に迎え入れる場合、その子の過去を知っておくことはとても役立ちます。以前は誰と暮らしていたのか、どのような習慣があったのか、なぜ捨てられたのか。このような質問は、その子の性格や本当に必要としているニーズを理解するのに役立つでしょう。

捨て犬の生い立ち 里親 捨て犬 
 

残念ながら、捨て犬の過去をいつも知ることができるとは限りません。前の生活の情報がまったくないまま保護施設にやってくるワンちゃんもいます。他の多くの子は路上で発見され、衛生状態からどの程度の期間、野良犬であったのかを推測するしかありません。

犬の生い立ち

捨て犬を譲り受ける場合、その子の過去に加え、愛護センターでの環境を知っておくことも大切です。保護されたワンちゃんは、通常、次のような場所で過ごしています。

  • 里親の家:人間の家族と家で暮らしている。犬の世話をしてくれた人に、その子の性格や習性について聞いておくと、あなたの家にもすぐに馴染むことができるでしょう。
  • ケージ付きのシェルター:一匹だけ、あるいは他の少数の犬と一緒にケージに入れられている。その子のことは愛護センターのスタッフが一番よく知っています。どんな性格なのか聞いてみてください。
  • オープンシェルター:オープンシェルターは珍しいですが、ケージを使わずフェンスで囲まれたエリアに少数のグループの犬がいます。愛護センターのボランティアさんにその子の行動などについて聞いてください。

愛護センターにいるワンちゃんは、里親の家で生活をしている子よりもストレスレベルが高いことが多いため、あなたの家に到着後、数日間はやや神経質になったり、混乱したりするかもしれません。しかし、これも一概にそうとは言えません。

また、保護施設で生活している子には家での生活習慣が確立されていません。そのため、家に連れて帰るにあたり、散歩や休憩の時間を決めておく必要があります。他の里親の家で過ごしていた子であれば、そこの家庭でのルーチン通りにするとワンちゃんも新しい生活にも慣れるのが楽になるでしょう。

捨て犬のお世話 里親 捨て犬 

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いずれにしても、あなたが迎え入れる犬の性格や習慣(神経質、怖がり、勇敢、吠える、のんびり、愛情深い、よく食べるなど)を知っている人がいるので、可能な限りボランティアさんに話してから里親になる準備をしましょう。

忍耐力と寛容さ

あなたの家にワンちゃんを迎え入れる準備をするために考慮すべきことがいくつかあります。引き取りのプロセスはそれぞれのケースで異なり、そのワンちゃん、あなたの家族、あなたのルーチンなどで変わってきます。しかし、一般的には次のようなことに注意しましょう。

  • ワンちゃんにとってあなたの家は新しい環境です。あなたの家、ルール、家族のことを知らないのでゆったりとした気持ちでいましょう。
  • 散歩中の安全:ワンちゃんを譲り受けてから数ヶ月間は散歩中に必ずリードを使いましょう。自由にさせてあげたい場合は、5~10メートルの長いリードを選ぶようにしてみてください。
 
  • ワンちゃんにとって快適になるように努力しましょう。ボランティアさんから聞いたことを忘れないようにし、その子との絆を深めるために、もワンちゃんが間違ったことをしないように環境設定をしてあげるようにしましょう。例えば、台所に入っていけないというルールがあるのであれば、台所へのドアを閉めます。叱ることはせずに、あなたの家に馴染みやすくしてあげることで、あなたはワンちゃんのお手本の人になり、ワンちゃんはあなたを信頼するようになります。

経済的な余裕がある家庭であれば捨て犬の里親になるのは素晴らしいことです。特別なニーズのある犬もいるため、簡単なことではありません。動物愛護センターには個別にアドバイスを提供してくれるドッグトレーナーがいるので、助言を仰いでみてください。