【絶滅したネコ科の野生動物とは】5種類をご紹介!

29 7月, 2020
野生動物の絶滅は、人間が原因であることが多いのですが、それ以外に、地球のエコシステムの変化が関わっていることもあります。

ネコ科の動物は、何百万年も前からこの地球に生息しており、様々な大陸で暮らしていました。ですが、様々な理由から、多くの種がその姿を消し、今は少しの種が残っているだけになっています。今日は、そんな絶滅してしまった5種類のネコ科の野生動物について見ていきましょう。

絶滅した5種類のネコ科の野生動物について知ろう

ヒョウ亜科、ネコ亜科、そして現在は絶滅しているマカイロドゥス亜科(剣歯虎)は、オセアニア大陸と南極大陸を除く全ての大陸に君臨していました。こいったネコ科の野生動物の多くは、地球のエコシステムの変化や人間によって絶滅してしまったのです。

絶滅と聞くと大昔の話のように思うかもしれませんが、古代の話をしているのではありません。ネコ科を始め様々な動物種が、日々絶滅へと向かっているのです。そして、その一番の原因は、我々人間だということは言うまでもないでしょう。

パンテーラブライス Panthera Blythae

肉食哺乳動物であるパンテーラブライス(写真上)は、現在見られるユキヒョウに似ています。ヒョウ亜科の中でも最も古くから知られている種です。600万年前の化石がヒマラヤ山脈で見つかっています。

チベットの辺境で化石が発見されたことで、ヒョウはアフリカではなく中央アジアで進化したという理論が裏付けられました。羊やアンテロープの祖先と共に、チベットの高原で暮らし、そしてこういった動物を獲物としていたと考えられています。

いろいろな大陸の絶滅したネコ科の動物について詳しく知りましょう。その絶滅の原因は、人間であることも多いのです。

アメリカライオン Panthera leo atrox

アメリカライオンまたは北アメリカケーブライオンとして知られるこの種は、これまでに存在したネコ科の中で最も大きいと考えられています。更新世の時代に生き、アメリカ大陸中にその王国を築いていたでしょう。体長は3m以上、体重は250kg以上もあったようです。獲物は馬やマンモスで、グループで狩りをしていたと考えられています。

アメリカライオン

 

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アメリカライオンが絶滅した理由は、気候の変化です。最後の氷河期が終わり、絶滅したと考えられます。また、先史時代の人間によっても頻繁に狩られていました。

ケープライオン Panthera leo melanochaita 

ケープライオンは最も大きなネコ科の動物で、1860年の終わりまでアフリカの南部に生息していました。大きなものは体調3mを超えていました。ケープライオンは、肩からお腹にかけて暗い色のたてがみを持っており、耳の後ろには黒い斑点があるのが特徴です。

ケープライオン

 

ケープライオンは集団で狩りをせず、好む獲物もなかったため、17世紀にイギリスやオランダから移り住んだ人々や家畜にとっての脅威でした。人間によって狩られたり、食べ物が減ったことがケープライオンの絶滅に繋がったのです。

スミロドン Smilodon

いわゆる”サーベルタイガー(剣歯虎)”とは、三族いました。スミロドンはその一種で、鮮新世から更新世にかけてアメリカ大陸中で生息していました。特徴は、顎からはみ出す大きな犬歯でした。

 

スミロドン 絶滅 ネコ科 野生動物

 

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最も大きなスミロドンは、おそらく300kg程あったでしょう。また、その絶滅原因は気候の変化だと思われますが、人間の登場もまた、関係しているでしょう。

ヨーロッパジャガー Panthera (onca) gombaszoegensis

ヨーロッパジャガーは、150万年前にこの世界に生息していました。後期鮮新世から前期更新世のことです。いわゆる”旧世界”に生息していたヒョウ族では最も古い種です。ヨーロッパジャガーの起源はアフリカだと研究者の間では考えられています。

ヨーロッパライオン 絶滅 ネコ科 野生動物

南アメリカジャガーよりも大きく、絶滅は、ライオンやヒョウがヨーロッパにやって来た後のいつかの時点ではないかと推測されています。