動物介助療法って本当に効果があるの?

「人類の親友」とまで言われる犬は、もちろんアニマルセラピーからは外せません。彼らが行ってきたセラピーは数知れず、多くの社会不適合者や子どもの心を癒してきました。
動物介助療法って本当に効果があるの?

最後の更新: 03 1月, 2019

動物介助療法とは、セラピーやリハビリ、子どもの精神治療や社会との適合などに動物を用いる類の治療法を指します

そして動物介助療法に用いられる動物たちは、どんな理由であっても心理的・身体的虐待を受けるようなことがあってはなりません。もちろん一般的にはそのようなことの無いよう大切に育てられ、お世話を受け、人々からの尊敬も集めています。結果として、彼らもセラピー動物としての仕事を楽しんでいると思いますし、患者さんもそんな彼らと交流を取るのを楽しみにしているという好循環が生まれています。

アニマルセラピーには効果があるの?

長い間、動物を用いたセラピー療法に懐疑の目を向けていた専門家は少なくありませんでしたが、科学の発達によって今やその効果は科学的にも証明されています。

むしろ昨今の医療関係者は、動物介助療法はもちろん、色々な形で動物との交流や一緒に運動をしたりといった活動をオススメするにまで至りました。ということで、今日はそんな現代の動物介助療法のメリットをお伝えしたいと思いますので、興味があれば是非読み進めていただければと思います。

どんな動物が使われるの?

動物介助療法に関する研究やテクニックは日々進化しており今や様々な動物に働いてもらっています。そして、実際にどんな動物が使われるかは、そのセラピーの目的や患者さんの健康状態や年齢、好みによっても異なってきます。

「人類の親友」とまで言われる犬は、もちろんアニマルセラピーからは外せません。彼らが行ってきたセラピーは数知れず、多くの社会不適合者や子どもの心を癒してきました。

患者に寄り添う犬

また介助犬として聴覚や視覚障害者の人たちの力となり、不自由な体に多くの「自由」を与え、社会に溶け込むお手伝いもしてくれています。多くの人にとって介助犬は、日常の一部であり、活発かつ健康的な日常を送るのに必要不可欠な存在なのです。

さらに犬は、子どもの精神治療や教育の現場でも活躍しています。自閉症やダウン症など発育過程で問題を抱えている子どもや若者たちに学習や社会化の機会を与えてくれる、それもワンちゃんが担っている仕事の一部なのです。

それだけでなく、ワンちゃんは重度の病気を抱えていたり致命的な状態にある患者さんたちにとっても大切な存在となっています。老人病棟や老人ホームなどでも働いているワンちゃんは、そこに居るだけでみんなのムードが良くして、よりリラックスできる空間を作ってくれるのです。

イルカ

これは時に議論を産み出すのですが、イルカ介在療法(通称イルカセラピーやDAT)も希望に溢れたセラピーです。というのもイルカと交流を行うことで、患者さんが効果を実感できるほどの健康効果があると分かってきているのです。

しかし、そんな「セラピー用イルカ」の育て方が今倫理的な議論の的になっています。確かに「人間の健康効果の為に、動物を自然界と切り離して育てても良いのだろうか」という問いは簡単に答えられる類のものではありません。

しかし、中にはイスラエルのDolphin Reefといった組織もあり、彼らは「セラピーイルカ」を紅海という自然の海で、自然に近い形で育てているのです。この方法なら、イルカの本能や本来のライフスタイルを守りながら、彼らの良い生活を保証することができるでしょう。

馬がセラピーに良いというのは、古典文明の頃もすでに常識でした。例えば古代ギリシャの頃にも、心理的・身体的障害を予防、もしくは治療する為に馬が使われていたと考えられているのです。

セラピーに用いられる馬 動物介助療法

昨今では心理的・神経的・認知的・社会的など様々な類の問題を抱える老若男女のリハビリに用いられています。

ネコ

最近の研究によって、ネコの毛並みがお年寄りの記憶力・認知力を刺激することが分かっています。つまり、お年寄り向けの動物介助療法ならネコは最適だということです。彼らはフレンドリーな上に、綺麗な毛並みを持っており、多くの人に愛される存在です。

小さいトカゲやイグアナ

トカゲを使うというのは動物介助療法界においては「イノベーション」と言えるでしょう。でも彼らは小さいながらも子どもの認知力、感情、社会能力を高めてくれて、しかも毛が無いのでアレルギーがあったり、呼吸器系に問題を抱えている患者さんにも安心なアニマルセラピーなのです。

ウサギ、ハムスター、モルモット

最後になりましたが、可愛いげっ歯類の動物も外せません。特に子どもにとって彼らは、感情を刺激したり、社会化を促進してくれたり色々なメリットを与えてくれるのです。

さて、今日は動物介助療法のポテンシャルについてお伝えしてきましたが、どんなセラピーであっても適切に行えるのは専門家のみということを念頭に置いておきましょう。私たちはそれぞれ異なったニーズを持っており、それは治療においても同じです。ですので専門家の判断を参考にしながら、正しい動物を選び、正しい交流方法を正しいスケジュールで行うようにしましょう。

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