ゴシキヒワてなんだろう?:ヒナの育て方を学ぼう
ゴシキヒワは、世界中で見られる可愛い鳥です。スペインでは、各地でゴシキヒワのさえずりを聞くことができます。しかし悲しいことに、巣から落ちてしまったゴシキヒワのヒナが発見されることがよくあります。
交配時期になると巣には2,3羽のヒナがいますが、しばしばアクシデントに見舞われます。この記事を読んでゴシキヒワのヒナの育て方を学んで、もしもの時に助けてあげましょう。
何故ゴシキヒワのヒナは巣から落ちるのか
道端やテラスなどの地面でヒナが見つかる理由はいろいろあります。そのうちの1つは、一番大きいヒナがより多くの餌もらうために、小さいヒナを巣から突き落とすのです。つまりチャールズ・ダーウィンの適者生存の考え方です。
もう1つの理由もダーウィンに関連しています。母鳥がヒナの病気や病弱さを感じている可能性です。この場合、他のヒナに病気が移らないように母鳥がヒナを突き落とします。3つ目の理由はもっと単純で、ヒナが飛ぶ練習に失敗して落ちてしまうのです。
いずれの場合でも、幸運にも生きているヒナを見つけることができれば、代理母としてのヒナを育てる時です。ではここで、ゴシキヒワのヒナへ餌を与える時のアドバイスをご紹介します。
ゴシキヒワのヒナは何を食べるのか
ゴシキヒワは穀食動物なので、種や花などを食べます。街では、人間の食べ物の残りなどを食べる傾向にあります。
しかし、成長するにつれて食べる物も変化していくことに注意しなければいけません。ヒナは成長するにつれて、身体に必要な食べ物に変えていく必要があるのです。
これが救出されて家で育てられたヒナが予期せずに死んだり、何も食べなくなってしまう主な原因です。しかし心配する必要はありません。少しの忍耐力と正しい道具があれば、ゴシキヒワのヒナを育てるのはとても簡単になります。
ゴシキヒワのヒナの育て方
まず初めに、ヒナの年齢を考慮しなければいけません。羽が生えていないのか、羽が生え始めているのかは、ヒナが何を食べるかに大きく影響します。
初めに、ヒナを家に連れて帰った後、彼らを休ませるための保育器を作りしましょう。ヒナは巣のように安全さを感じられる場所にいる必要があります。一番いいのは、ヒナのサイズに合った容器などです。
その容器の底にタオルや服を敷いてあげて、なんとしてもヒナを温かい状態に維持してあげてください。そうすることで、ヒナが安心してリラックスするため、簡単に抱きかかえることができます。
一度ヒナの保育器ができたら、スポイトや注射器などのクチバシに入れられる道具を使って、手で与えましょう。ペットショップでヒナの餌の混合物を買い、少量のカナリアの餌を混ぜましょう。
考慮事項
ヒナが手から食べなかった場合、針のない注射器を使う必要があります。まずはヒナを病気にさせないために、熱湯で消毒しましょう。そして先端を母鳥のくちばしに見立てて餌を与えます。
怪我をさせないために、ヒナのくちばしに直接触らないように気を付けましょう。ヒナがくちばしを閉じるとお腹いっぱいの合図なので、それまで餌を与え続けましょう。このプロセスを毎時間、数日間繰り返したら、自分で餌を食べることを学ばせ、くちばしを固くさせるためにフルーツやナッツ を与えましょう。
自分で餌を食べる方法を学んだら、残念ですが自然へ返す時です。ゴシキヒワは野生ので、飼育には向いていません。
さあ、これであなたはゴシキヒワのヒナの育て方が簡単であることを学びました。もし道端でヒナに出会ったら、是非お世話をしてあげてください。
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