犬たちは自分の家族を認識できているの?

09 10月, 2018
犬はお互いをにおいや動きから認識します。犬種なんてものは彼らにとっては関係ありません。だからこそ、第一印象が仲良くなれるかどうかのカギとなっているのです。

犬と人間の関係については、多くの研究がなされてきました。中には、犬たちは人のムード、声のトーン、いくつかの言葉を理解ができるという検証を行ったものもあります。また人も、「人類の親友」たちと仲良くなるために、様々な方法を試してきました。

ところで、犬たちはどうやって、他の犬たちとコミュニケーションをとっているのでしょうか。もし複数の犬が同じ屋根の下で暮らしていれば、どうするのかとても興味深いですよね。自分の家族に対しては何か特別な繋がりを感じるのでしょうか? 人間が発見できていない犬たちの秘密はまだまだありますが、その中でも判明していることを、ここで少しだけ紹介します。

犬は家族を認識できるのか

犬と家族2つが

恐らく自分の親と兄弟は認識できていると思われますが、基本的にその犬自身の社会化プロセスがうまくいっているかどうかに依存します。つまり、例えばある人物があなたの身近にいるからといって、その人があなたの兄弟であるかどうか、分かりますか? その人物に関する情報なしには、判断するのは難しいと思います。

彼らもそれと似ていて、子犬の頃のあるライフステージにおいて一緒に過ごしているか否かで、家族であるかどうかを認識するのです。そのため、産まれて2か月~4か月の間は親や兄弟と共に生活することがとても重要なのです。

早い時期に家族から離すのは、お勧めできません。しかし実は犬には、もし離されても誰が自分の親や兄弟であるか分かる能力が備わっているのです。

犬に備わった能力

飼い主の帰宅など、犬たちは多くのことをその「におい」で感知し、判断することができます。また、どんなに時間が過ぎようとも、人を含めた出会ったことのある動物のことを決して忘れない優れた記憶力を持っていることもあります。どちらも、社会化があってこそ成り立つ能力です。

飼い主との間には良い思い出があることが多いため、その姿だけで誰かを判断できるという研究結果も出ています。一方で、他の犬を姿で判断しているかどうかはまだ分かっていません。

社会化そして認識

犬たちにとって、友好的な相手とそうでない相手を区別することは、自分の生死に関わることです。仲間とは守り合ったり食べ物を分け合ったりするように、生きるための本能が働いているのです。

ただ、そんな能力も完璧ではありません。すべては社会化がうまくいっているかどうかに左右されます。

同じ家で暮らす2匹の犬が仲良くなれるかどうかも、飼い主にかかっています。初めてお互いと会ったときの印象で全てが決まるからです。片方に嫉妬をさせたり、お互いのテリトリーに侵入させたりすることは避けましょう。

違う犬種の2頭なら?

犬と家族3

犬はお互いをにおいや動きから認識します。犬種なんてものは彼らにとっては関係ありません。だからこそ、第一印象が仲良くなれるかどうかのカギとなっているのです。

同じ「犬」という動物である以上は、彼らは一切関知しません。彼らのボディランゲージ解釈することは大切なので、犬たちがどう感じているか知りたい場合は、彼らの表情や動きに注目してみましょう。