犬が飼い主についてくる理由とは?

それは本能かもしれません。飼い主との強い絆かもしれません。いずれにしても、犬は私たちについて回る習性を持っているのです。
犬が飼い主についてくる理由とは?

最後の更新: 16 1月, 2019

犬は人間の最良の友であると同時に、「影」のような存在でもあります。犬が影のように飼い主につきまとう理由はいくつかあり、飼い主にとっては理解が難しい場合もあります。本記事では、愛犬があなたにどこにでもついてくる理由を詳しく見ていきたいと思います。

 

犬が飼い主についてくる理由:科学的に証明できる行動

自分についてくる犬を可愛いと思うか鬱陶しいと思うかは人それぞれだと思いますが、人が最初にオオカミを飼いならして以来、犬はずっと飼い主について回ってきました。たとえ何千年もの進化を経たとしても、この行動が変わることはまずないと考えていいでしょう。

それでも、犬が飼い主についてくる理由が分かれば鬱陶しいと思うことも減り、犬にとっては自然な行動だと受け入れやすくなることでしょう。

山で飼い主について回る犬

科学的知識

  • インプリンティング(刷り込み・刻印づけ)は、オーストリアの動物行動学者ローレンツによって発見された現象です。まず、インプリンティングとは生まれたばかりの動物が、はじめて見たものを、実際の母親であってもなくても、母親と思い込むことです。母親とみなしたものは世話をしてくれ、食べものを与えてくれる存在であるため、どこへでもついて行きます。この愛着は、後の人生の行動に影響を及ぼします。犬の場合、このインプリンティングは生後約12週間まで続きます。
  • 愛情と報酬に基づくしつけを通して、飼い主は愛犬との間に強い絆を築くことができます。その代わり、愛犬はあなたが行く場所すべてについてくるでしょう。あなたが愛犬に「餌をくれる人」「遊んでくれる人」と思われている場合、恐らく愛犬はあなたの傍らからひと時も離れたくないと思っているはずです。
    そうは言っても、犬にも性格があります。独立心の強さは犬によって大きく異なります
  • 犬の性格に関しては、人と共に暮らし、飼い主との強い絆を感じる犬も中にはいます。飼い主が長い間留守にしていると、分離不安になってしまう犬もいます。この依存関係はきちんと対処されないと不健全になりかねません。分離不安が問題化してきた場合、動物学者や犬の調教師に相談する必要があるかもしれません。しかし、独立心が高く、家に誰もいなくても問題なく過ごすことができる犬もいます。
飼い主と歩く犬 ついてくる 理由

犬がついてくるのは良くない行動?

中には愛犬が自分の影のようについてくることを良く思わない飼い主もいます。真横に座りこみ、飼い主のあらゆる動きを常に見守り、注目と愛情を求めてくるからです。しかし、忠実で愛情深く、帰宅すると喜んで出迎えてくれる家族の一員を求めて犬を飼う人もいます。

愛犬との関係は、飼い主と犬によって千差万別です。その家庭によって心地よい距離感は異なってきます。いずれにしても、愛犬があなたについて回るのはあなたのことが大好きだからです。そんな愛情深い犬となら、これからも素晴らしい友情を築いていけることでしょう。

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