犬は寂しがり屋さんです

08 10月, 2018

犬を飼っている人なら、外から帰宅した時のあの何ともいえない幸せを知ってますよね。1日中留守にしていても、10分だけ買い物に行っていただけだとしても、帰宅すると、まるでもう何ヶ月も会ってなかったと言わんばかりに愛犬がお迎えしてくれると思います。今回紹介する子犬も、寂しくて寂しくて、つい変な方法でその寂しさを表に出したのです。

 寂しがり屋の犬と、それを分かってあげる人たちの話

鳴いている犬

皆さんが買い物に出かける時、まさかこんな物語が起こるとは思いもしないでしょう。とあるロシアのブリャンスクにあるショッピングモールの駐車場では、クラクションが鳴り響いていたそうで、当然人々は驚いて様子を伺おうとします。

何が起こっているのか検討もつかず、次第に人々はクラクションのなっている車に群がり始めました。するとびっくり、クラクションを鳴らしていたのは1匹の犬だったのです!

それだけではありません。その犬は悲しそうに吠えて泣き喚いていたのです。おそらく飼い主が買い物に行ってしまい、クラクションを鳴らす以外に帰ってきてもらう方法が分からなかったのでしょう。つまり寂しくて寂しくて、大きな音を鳴らしていたのです。

そんな寂しがり屋の子犬の様子はビデオに収められていました。このYoutubeで拡散されたビデオを見てみてください、まるで絶望の淵で飼い主を呼ぶかのような悲痛な叫びをあげています。

なんで犬は飼い主がいないと寂しがるの?

ペットの行動を見てみると、彼らの気持ちや考えが分かってきます。なんと飼い主がいなくなると、たとえそれが仕事などの日課であっても、犬は寂しくなるという研究結果も出ています。

つまり私たちが側にいないと、私たちにそんなつもりは無くても、愛犬は置いていかれたような気分になるのです。なので、あなたがいつものように家を出ても、数時間後には帰宅するということが分かっていないのです。
置いてけぼりにされた気分の犬は、その気持ちを表に出します。もしかしたら、飼い主が不在の間に落ち込んでいたり、不安になっていたり、ストレスを感じていたりするかもしれません。だからよく吠えたり泣いたりイタズラしたりするのでしょう。

どれだけ愛犬に「私が留守にしている間いい子にしてるのよ」とか「(仕事・買い物に行くけど)すぐに帰ってくるからね」とか「帰ってきたらご褒美あげるからね」とか言い聞かせても、彼らには理解できないのです彼らが感じているのは、置いていかれたという気持ち、そしてもう戻ってこないんじゃないかという気持ちです。

犬はとても社会的な動物で、群れで暮らしたいと思う習性があります。(そして、主人という位置付けで私たちもその「群れ」に含まれています。) だからこそ私たちが居なくなると寂しくなるのです。もし愛犬が自分の意思で自由にできるのなら、絶対に私たちについて来ようとするでしょう。

分離不安:犬種によってその影響には差があります

飼い主に置いていかれた時の寂しさの度合いは、犬種によっても変わります。中にはいわゆる「分離不安」というものを抱えて、酷い苦しみを感じる犬もいるのです。

遺伝的に分離不安を感じやすい犬種は、以下のものと言われています。

  1. 雑種
  2. ジャーマン・シェパード
  3. ラブラドール・レトリーバー
  4. コッカー・スパニエル
  5. ビーグル
  6. バセット・ハウンド
  7. マルチーズ
  8. ビション・フリーゼ
  9. ラサ・アプソ
  10. ワイマラナー
  11. コンティネンタル・トイ・スパニエル
  12. マウンテン・オーバーランド
  13. アラスカン・マラミュート
  14. ハバニーズ
  15. イングリッシュ・トイ・スパニエル
  16. オーストラリアン・シェパード
  17. ボーダー・コリー
  18. キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
  19. ビズラ
砂浜に座っている犬

このリストに記されている犬は、牧羊犬や狩猟犬、そり犬や小型犬などですが、なぜ彼らは他の犬種よりも寂しがり屋なのでしょうか?これは彼らの本能、すなわち1匹ではなく群れとして暮らしたいと思う本能によるものでしょう。

一番に挙げた雑種犬に関しては、保健所や路上で暮らしていたなどの過去の経験が影響している可能性もあります。なので、一度人間の家族に仲間入りしたら、もう離れられなくなるほど愛情を感じてしまいます。過去に酷い経験した犬にとって、この寂しさという気持ちは特に苦しいもので、いつまでたっても克服できないものなのでしょう。

最後に一つだけコツを紹介したいと思います。獣医師によると、犬のストレスを緩和する為には、私たちが家を出る前に散歩に連れて行ってやることが良いそうです。