ドッグフードを食べてくれない!どうしたらいいの?

犬が食欲不振になる原因の一つは、お口の中や歯の状態が影響しているのかもしれません。だからこそ、愛犬の様子を見て、少しでも異常を感じたら動物病院に連れて行ってあげましょう。
ドッグフードを食べてくれない!どうしたらいいの?

最後の更新: 27 1月, 2021

あなたの愛犬が最後にドッグフードを食べたのはいつですか?ドッグフードを嫌がる犬はただ単に食べたい気分でないこともありますが、突然、食欲不振になる際にはいくつかの原因が考えられます。

バランスのとれた餌を食べていないと病気になってしまうこともあるため、愛犬が餌を食べない場合、将来的な合併症を防ぐためにも早めに行動しましょう。

 

ドッグフードを食べてくれない理由は?

ドッグフード(ドッグチャウとも呼ばれる)はその名の通り動物向けに作られた加工食品です。主に様々な食品が混ざったもので、添加物が含まれていたり、有機物や無機物で構成されていたりします。

中には犬の栄養ニーズを完全に満たすドッグフードもありますが、 栄養を補完するサプリのような存在のものもあります。

このことからも、ドッグフードは原料や製造工程が異なります。そのため、飼い主はドッグフードについて正しい情報を基に愛犬に与えるものを選ぶようにしましょう。小型犬種の子犬と、大型犬種のシニア犬では栄養ニーズが異なります。

ドッグフード 食欲不振 

犬がドッグフードを食べない理由は様々あります。食欲不振の原因につながっている可能性のある、通常と異なる行動に気が付けるためにも愛犬の行動に注意をすることは大切です。

もし犬が全く食べなくなり、水も飲まなくなった場合はすぐに動物病院に連れて行きましょう。突然食べなくなる・飲まなくなるというのは、他のより深刻な病気が隠れている可能性もあるため専門家に診てもらうことが重要です。

犬が餌を食べなくなる理由の1つに、お口の中に小さな傷があることがあります。愛犬の歯や歯茎は念入りにチェックし、異常な赤みやグラグラする歯がある場合、食欲不振の原因とも考えられます。

また、愛犬の見た目にも注意し、変化がないか確認しましょう。被毛の質感の変化、乾いた鼻、涙目などは、何か他の病気の症状であることもあります。これらの症状があれば、迷わず獣医に連絡してください。

愛犬がドッグフードを食べない:ドライフードが腐っている

愛犬が食欲不振に陥っている原因は、ドッグフード自体に問題があるのかもしれません。そのため、ドッグフードの食感やドッグフードの賞味期限が切れていないかを確認しましょう。ドッグフードのにおいを嗅ぎ、色を見ます。新鮮ではないと思われる場合は、捨てて新しいものを購入しましょう。

餌を食べさせるには ドッグフード 食欲不振 

最近ドッグフードを変えたばかりの場合も餌を食べない原因になることもあります。新しいドッグフードの味やにおいが気に入らないのかもしれません。

犬は習慣や日課を大切にする生き物です。そのため、毎日同じものを好んで食べ、急な変化を嫌がる犬もいます。もしあなたの愛犬がそうであれば、数日間、前のドッグフードと新しいドッグフードを混ぜてみるのもいいでしょう。こうすることでゆっくりと変化に対応できます。

また、人間の食べものや手作りのドッグフードに慣れている犬はドッグフードを嫌がることがあります。やはり市販のものよりも手作りのドッグフードを好むようです。

犬の食欲不振を改善させるためのヒント

体調に異変があって食欲不振になっている場合、すぐに獣医に連絡しましょう。症状としては、発熱、下痢、嘔吐、止まらない震え、目や口の渇き(あるいは濡れすぎている)、青白い歯茎などがあります。

ドッグフードに何らかの問題があって餌を食べていないのであれば、次のことをヒントにしてみてください。

  • 新しいドッグフード:新しいドッグフードを嫌がっているようであれば、徐々に変えていくようにしましょう。前のドッグフードと新しいドッグフードを少しずつ混ぜることで、新しいものにも慣れていくでしょう。
  • 違う味やにおい:犬は非常に優れた感覚、特に嗅覚を持っています。そのため、好きな味があります。愛犬が好むにおいや味のものを選ぶようにしましょう。
  • ドッグフードに含まれる脂肪量:前のドッグフードと似た栄養価が含まれているものを選ぶようにしましょう。これは、健康とは関係ない理由で餌を変えようとしている場合のみです。獣医の推奨により餌を変更する場合には当てはまりません。
  • 食材に対する過敏性:徐々に新しいドッグフードに慣れさせていっても餌を食べない場合、ドッグフードを変えてみましょう。新しいドッグフードに含まれている食材に過敏になっていたり、アレルギーを持っていることもあります。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。