犬の食事にブロッコリーを!

犬の食事にブロッコリーを!

最後の更新: 28 6月, 2018

動物好きな人は皆ペットの体に一番良い物を食べさせてあげたいですよね。でも何を食べさせていいのか、何がダメなのかわからない人も多いでしょう。ですから、ブロッコリーなど、動物が食べても良い「人間の」食べ物があるのだという事を知っておきましょう。そして、健康を保つために、愛犬の食事にどうやったらその食材を取り入れられるのか、ぜひこの記事を読んでみてください。

ブロッコリー: 犬に食べさせても良いの?

野菜を食べる犬

今は、避けようとしても愛犬が結局口にしてしまうジャンクフードがたくさんありますけれど、あなたの犬をベジタリアンにさせなくても確実にヘルシーでナチュラルなオプションがたくさんあります。注意しなければいけないのは、人間には良くても全ての野菜が動物にとってヘルシーであるとは限らないということです。

ブロッコリーはと言うと、家族みんな(もちろんペットも含めて)にとって栄養価が高くヘルシーな食材です。ペットのご飯に加えても良いですし、おやつとしてもあげられますよ。ビタミンA、C、と K、食物繊維、そしてマンガンを豊富に含んでいる良いことずくめな野菜です。

ブロッコリーは愛犬に与える前に蒸すか茹でて調理しましょう。また、ブロッコリーは栄養が豊富ですが、食べすぎるとお腹にガスが溜まったり、胃が痛くなったりするので与えすぎには注意してください。

そして、嬉しいことにブロッコリーなどのアブラナ科の野菜(芽キャベツ、キャベツ、カラードグリーンなど)は、いくつかの病気を予防する植物性化学物質を含んでいます。

また、この野菜はガン予防やアンチエイジングにも効くということが証明されています。犬の食事に少量を与えて胃や膀胱を健康に保ちましょう。

他にはどんな野菜をあげても良いの?

獣医さんたちはこの質問を毎日のように聞かれます。なぜなら、多くの飼い主さんたちはペットにもっとヘルシーな食事を与えたいからです。けれど、あげても良い野菜と、ダメな野菜があるということに注意してください。ブロッコリーの他にも犬にあげて良い野菜は:

  1. ニンジン

    ニンジンは、みじん切りにしたり刻んだものをドッグフードに混ぜても良いですし、細長く切ったものをおやつとしてあげても良いでしょう。ニンジンはビタミンA、抗酸化物質、そしてカロチンをたっぷり含んでいて、これらの栄養素はペットの健康を保ってくれ、病気を予防してくれます。また、犬の視力を良くしてくれるという説もあります。ニンジンは、お店で買ったクッキーやおやつのもっとヘルシーな代わりになりますよ。

    ニンジンを食べる子犬

  2. アスパラガス

    アスパラガスはビタミンA、B1、B2、C、E、Kの他にも、葉酸、食物繊維、鉄分、マンガン、カリウムも豊富に含んでいます。茹でた後切って、普段の食事に混ぜても良いですし、焼いておやつとしてあげても良いでしょう。

  3. キュウリ

    キュウリも犬にあげて良い野菜の一つで、実はキュウリが大好きなワンちゃんはたくさんいます。小さくスライスしたりキューブ状に切って、苦味がなくなる様によく水気を切ってください。腸内の調子を良くしたり、ビタミンBとCが豊富だったり、含まれているカリウムによって血圧を抑えたりと、愛犬にとって良いことがたくさんあります。

  4. ホウレンソウ

    この野菜は、栄養学的に見ると犬にとって良いことずくめです。鉄分、カルシウムやβカロチンを豊富に含んでいて、茹でたり蒸したりしてから小さく切ってドッグフードに混ぜることができます。骨の成長を促進してくれて健康に良いので子犬にぴったりの野菜ですよ。

  5. カボチャ

    このオレンジ色の野菜は、たくさんの栄養、特にカロチンを含んでいます。ペットが便秘なのであれば、カボチャを普段の食事に加えることをオススメします。茹でる、またはオーブンで焼いた後ピューレ状にするか、小さく切ってあげて下さい。

  6. セロリ

    薄く棒状に切ったセロリは、愛犬の食事に加えるだけで骨の疾患、関節炎や変形性関節症(特に老犬)に苦しんでいるワンちゃんを助けてくれます。セロリはカリウムと食物繊維が豊富で、泌尿器や腎臓の健康を保ってくれる素晴らしい利尿効果のある野菜です。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。