クリスマスに用意するペットのごちそう

人間の食べ物を犬に与えるのは、健康ではないしペットにとって良いことではありません。
クリスマスに用意するペットのごちそう

最後の更新: 22 11月, 2018

クリスマスが近づいてきましたね。今年も多くの家庭で食べ切れないほどのたくさんのご馳走が準備されるでしょう。甘いお菓子や、美味しいお肉、アルコール、ジュースなど、カロリーの高い食べ物を取りすぎたり、たくさん食べすぎたりしないよう注意しならなければなりません。今回は、クリスマスのごちそうによく登場するけれど、ペットには食べさせないほうがよい食べ物をご紹介したいと思います。

クリスマスには、ペットも人間と同じく、身体によくない食べ物を食べたり、食べすぎたりするようです。特に、犬は台所を歩きまわり、食べ物をおねだりし続けますし、たいていの飼い主は残り物や、人間の食べ物を犬に与えてしまいがちです。

ペットにとっての良いクリスマスの食習慣

ネコとキャットフード

人間の食べ物を犬に与えるのは、健康ではないしペットにとって良いことではありません。

ペットは何でも食べます。私たちが好きな食べ物は、ペットも大好物のようです。しかし、クリスマスのプディングや、ショートブレット、マジパンで作ったお菓子をペットに与えるのは良くありません。

ペットには、ペット専用に作られたお菓子があります。そのようなおやつはペットショップで買うことができます。もちろんペットと一緒にクリスマスディナーを楽しむことは素敵なことです。しかし、ペットの健康のことを考えると、ペットのために作られた専用のおやつやキャンディーを食べるべきです。

クリスマスによく作られるお肉の入ったシチューには、ペットが消化不良を引き起こしたり、骨を飲み込んで窒息する可能性があるレシピもあります。

ペット用のクリスマスメニュー:年越しに食べるぶどうは危険?

スペインやメキシコには、年越しにぶどうを食べてその年に別れをつげると言う習わしがあります。しかし、これは犬には適していません。ぶどうは犬の腎臓機能に影響与えることがわかっています。

貝の殻と皮は犬がうまく消化できない「キチン」と呼ばれる物質を含んでいます。嘔吐、下痢、便秘の原因となります。

ペットにとって有毒なチョコレート

チョコレートは人間に多くの健康上のメリットをもたらしてくれます。様々なケーキやクリスマスのデザートにチョコレートは入っています。しかし犬には向いていない食べ物です。なぜなら、テオブロミンと呼ばれる物質を含んでいるからです。 テオブロミンは犬にとってです。

玉ねぎとニンニク

玉ねぎには、犬の赤血球を破壊する成分(チオ硫酸ナトリウム)が含まれています。特に犬が病気であったり、非常に老いている場合健康への影響は大きいです。主に貧血、衰弱、呼吸問題が見られます。

ドッグフードには玉ねぎは含まれていませんが、人間の食べた残り物には玉ねぎが入っているかもしれないので注意してください。

玉ねぎと同様、ニンニクもクリスマスのご馳走には欠かせない食べ物ですが、犬にとってたくさんの害があることがわかっています。犬にはニンニクを適切に代謝できる十分な消化器官がありません。ですから、犬がニンニクを食べると非常に危険です。

アルコール

クリスマスの食卓でシャンパンやワインを楽しむのは非常に一般的ですが、ペットを飼っている場合は注意しなければなりません。たとえ少量であっても、すべてのアルコールは有害で、犬にとって有毒です。犬にとって非常に危険な飲み物なので決して与えないでください。

ナッツ

ナッツは、犬にとって非常に消化しにくい食べ物です。歯で砕く事はできても、うまく消化ができません。

クリスマスローストの残りの骨を決して犬に与えないでください。しかし調理された牛の膝の部分だけは例外です。それ以外のものは腸の穿孔、下痢、および便秘を引き起こす恐れがあります。

コーヒーとお茶

コーヒーとお茶にはカフェインと刺激物が含まれているのでペットにはお勧めしません。

クリスマスの残り物

ドッグフードを食べるラブ クリスマス

犬が残飯処理係になり、人間の残した食べ物を食べることがあります。ドッグフードの節約をするために、クリスマスディナーの残り物与える人もいるようです。

しかし、犬には犬特有の摂取するべき栄養があることを忘れてはいけません。人間の残り物を与えることで、深刻な胃腸のトラブルを引き起こし健康を害する恐れがあります。

少しのアイディアと正しい食べ物を与えることで、ペットのためのクリスマスディナーを作ることができます。ペットのためのご馳走を作ってあげれば、クリスマスに一緒に素敵な時間を祝うことができるでしょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。