愛犬から病気をもらわないようにするための10のアドバイス

今回は、愛犬からの病気が私たちにうつらないようにする方法を紹介します。
愛犬から病気をもらわないようにするための10のアドバイス

最後の更新: 22 10月, 2018

人と犬との間の病気の伝染は思っているよりも簡単です。予防するためには、きちんとペットに予防接種を受けさせて、衛生面に気をつけて、 愛犬から病気 をもらわないようにしましょう。

「人獣共通感染症(ズーノーシス)」は、動物から人間へうつる病気のことを指します。理論上、「逆ズーノーシス」で人間から動物へうつることも可能だと言われています。今回は、愛犬からの病気が私たちにうつらないようにする方法を紹介します。

愛犬から病気 をもらわない:予防接種プラン

獣医とハスキー

愛犬にきちんと定期的に予防接種を受けさせ、駆虫させておくことはとても重要です。そうすれば、狂犬病やレプトスピラ症など、ペットにとっても飼い主にとっても危険な感染症を防ぐことができます。

母乳

メス犬は自分の母乳を通して、色々な病気への抗体を子犬に与えます。ですので、できるだけ長く子犬に母乳を飲ませてあげることが重要です。

キスしたり、舐めてくる

ペットがちゃんとお世話をされていて清潔でも、鼻にチューをしたり愛犬に顔を舐めさせる行為を習慣づけるのはよくありません。たくさんのバクテリアや寄生虫がいる他の犬の尻尾など、色々なものを鼻で嗅いでいます。

ペットと散歩をした後は、足をよく拭いてきれいにすることをオススメします。足は大抵濡れたり湿ったりして菌の繁殖にぴったりの環境になっています。

お風呂やブラッシング

愛犬の体を定期的に洗い、菌やノミがいないか確認しましょう。肌に何らかの変化を発見したら素手で触るのはやめておき、動物病院で診てもらいましょう。

寝床は清潔に

愛犬が寝るスペースは清潔にしておき、菌などが繁殖したり何かに感染する可能性がないようにしましょう。

散歩に行く時には気をつけて

他の犬がいる場所などへ散歩に行く場合や、田舎に住んでいる場合は、愛犬が他の動物の尿や糞に触れないように気をつけましょう。ブルセラ症などの感染症を予防できますよ。

愛犬に下水を飲ませないようにしましょう。愛犬が沼地や濡れている場所に入ったら、帰宅した時すぐに洗いましょう。また、野生の動物や病気を持っているかもしれないラットなどの動物とは接触しないように気をつけましょう。

愛犬にも病気をうつさないようにしましょう

あなたが感染率の高い病気にかかった場合、ペットにうつさないように気をつけましょう。おたふくかぜ、黄色ブドウ球菌、結核、そしてノミなどもうつることが証明されています。けれど、こういうケースはとても珍しく、歴史的にも個別の症例として扱われています。

白癬などの病気

ペットからあなたにうつる病気の一つが白癬です。白癬の胞子は菌によって生成され、ペットは菌によって感染することがあります。犬の皮膚に傷、毛が局所的に抜けたあと、赤い斑点などの症状が現れます。

鉤虫(こうちゅう)症

病気の子犬 愛犬から病気

鉤虫は、犬の腸の粘液を吸い、特に子犬の場合は死に至ることもある量の失血を引き起こします。ペットの糞に入っていることがあるこの寄生虫の卵は、糞を裸足で踏むと肌を通してあなたにうつることがあります。

この病気の、犬に現れる症状は主に下痢と体重の減少です。レアなケースですが、人間が鉤虫症にかかった場合は、かゆみを伴う発疹、咳、ゼーゼーする息、腹痛、貧血、食欲の減少などの症状が出ます。

ペットのための効果的な治療法は駆虫薬を与えることです。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。