ドライブ旅行には「犬用ハーネス」を忘れずに
ペットとのドライブ旅行のために必要なものはたくさんありますし、犬用の安全ハーネスもその一つです。この記事では、なぜハーネスが犬の安全確保に最も適しているのか、またどんなハーネスを選べば良いかお話しします。
飼い犬と一緒にドライブするために
一部の交通条例では、こういったことが定められています。
全ての運転手は車輌の運転に際し、自分自身及びその周囲の安全を保障するため、動作が可能な環境・必要な視界の確保・運転への注意を維持することを義務付けられる。
また運転手は、貨物・動物を含む同乗するもの全てが、運転を妨げることのない位置に置かれた環境を整える必要がある。
つまりペットが運転を邪魔しないように管理するのは、飼い主でありドライバーであるあなたの責任なのです。もし従わないと、罰金を支払わなければならなくなることもあります。
犬たちが車の中で自由に動き回っているのを見たことがあるかもしれませんが、厳密にいうとこれは違法であるため、させてはいけません。法に従いつつも犬たちには快適に過ごしてもらいたいという場合は、
- ドッグキャリー 様々な大きさ・形があります。小さな犬の場合は後部座席の足元などに、大きな犬の場合はトランクと行き来できるようにすると良いです。
- 犬用安全ハーネス 経済的でペットにとっても安全であることから、最もよく知られている手段です。
なぜハーネスなのか
運転中のペットの管理を義務付けられてはいますが、それがなかったとしても私たちはペットの安全を確保したいはずです。そのためには、犬のニーズに合ったハーネスを選んであげる必要があります。
今では何十何百ものモデルが売られていますし、どれが一番適しているのか悩むでしょう。まず気を付けるべきなのは、安全基準に基づいて「承認」されたハーネスであるかどうかです。
あなたの飼い犬の生死に関わるものです。機能することが正式に承認されているか、確認を忘れてはいけません。また事故の際にもペットの安全が保障されていることで、少しでも心に余裕ができるでしょう。
安全ハーネスの使い方
シートベルトのようにフックが付いており、使い方も至ってシンプルです。難しいのは、これを犬に装着することなのです。
今まで車の中で自由に動けていたからかもしれませんし、今回が初めてのドライブだからかもしれません。とにかく嫌がると思いますが、そこはしつけと同じく訓練が必要です。 旅行に連れて行くと決めてからではなく、前もって教えておきましょう。
止まったままの車に入れてあげたら、優しく話しかけながらハーネスを着けてあげましょう。ほとんどの場合その感覚が気に入らずに、噛んだり外そうとしたり、もしかすると悲しそうに鳴き始めるかもしれません。
話しながら撫でてあげることで、あなたはまだそばにいて、何も悪いことは起こっていないのだとなだめてあげましょう。これにより犬たちは少し落ち着きますが、あまり長い間着けておくのもいけません。外して、散歩に連れて行った後もう一度トライしてください。常に優しく、そして徐々に装着時間を延ばしていくというプロセスを、抵抗しなくなるまで繰り返すのです。
抵抗しなくなった後は、近所をゆっくりとしたスピードで、車で走ってみましょう。その間も話しかけ続けることを忘れてはいけません。ハーネスに慣れてしまった子なら、気付かないうちに眠っているかもしれません。
犬を飼うことには大きな責任が伴います。ペットに関連する法律に従いながら、しっかりとお世話をしてあげましょう。 こちらの記事もおすすめです。