硫黄は犬にとって安全?それとも有害?

今回はこの硫黄について詳しくご紹介します。
硫黄は犬にとって安全?それとも有害?

最後の更新: 17 11月, 2018

犬を散歩させているとき、道端や通りの角に黄色の埃のようなものを見かけたことはありますか?

海外では、自分の家の前に犬がおしっこしないように硫黄を置くおしっこ対策があり、これは犬にとって安全な方法だと考えられてきました。しかし現在では、硫黄の安全性が懸念されています。

誰もが自分の家の前や道路、そして公園で犬に排尿や排便されるのを望んでいないため、様々な方法でおしっこ対策をする人が多くいます。

そしてその中には、強力な化学物質をはじめとする製品や硫黄を使った製品が含まれます。

しかし、硫黄を置くことで犬が排尿するのを本当に防げるのでしょうか?そして硫黄を使うのは犬にとって安全な方法なのでしょうか?今回はこの硫黄について詳しくご紹介します。

硫黄を使った方法は本当に効果的?

多くの人は、硫黄が効果的に機能しておしっこ対策になると考えていますが、最新の研究では効果がないばかりか、犬にとって有害となる危険性があることが示されています。

硫黄には毒性があり、犬が硫黄のニオイを嗅ぐと、毒を嗅いでいるのと同じ作用があり、スペインの警察では、この問題を深刻に捉え、犬をがはじめとする動物の安全を確保するため、硫黄が道端に置くのを禁止する警告を発しました。

散歩中の犬

人間にとっても有害

犬にとって有害な硫黄を通りに置くことで、環境汚染の原因になっていることも指摘されています。

そして人間が硫黄のニオイを嗅ぐと、結膜炎、喘息、そして呼吸困難などを引き起こす可能性があります。

また硫黄は、硫黄は、空気中の酸素により再酸化が起こるため火災の原因となる可能性のある物質です。つまり硫黄は、人間にとっても動物にとっても危険な物質であると考えてよいでしょう。

スペインの、バレンシア、オビエド、バルセロナ、マドリード、マラガなどの都市では、路上での硫黄の使用が厳しく禁止され、使用した場合には罰金を科されます。

硫黄の代わりとなる方法

人々が硫黄を使う理由が、犬のおしっこ対策であるならば、代替えとなる方法を探す必要があります。

芝生の上の犬 硫黄

レモン

人間にとってレモンの香りはとても爽やかですが、犬にとってレモンの酸度とニオイは強すぎるため、犬はその場所に近寄らず、時には逃げて行く可能性があります。

2~3個のレモンを絞り、犬に近寄って欲しくない場所や排尿されたくない場所に散布しましょう。

ホワイトリカー

ホワイトリカーと呼ばれるアルコールには、犬の嫌いな強いニオイがあります。しかしそのまま使うと犬の鼻にダメージを与える恐れがあるため、アルコール1に対して水を2として混ぜ、犬に近寄って欲しくない場所や排尿して欲しくない場所にスプレーしてください。

カイエンペッパー

強烈な匂いと辛味のある香辛料であるカイエンペッパーは、多くの動物が苦手なニオイであり、散歩中でも反対の方向に歩いて行ってしまうかもしれません。

前述した2つの方法と同じように、犬に近寄って欲しくない場所や排尿して欲しくない場所に置く、または散布するだけです。

今回ご紹介した方法を代替えとして使用することで、人間と動物に害を与えることなく、おしっこ対策を行うことができます。

繰り返しになりますが、硫黄は犬にとって有害な物質です。

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