飼い犬がケガを負ってしまったら

飼い犬がケガを負ってしまったら

最後の更新: 28 8月, 2018

ペットたちは常に何かしらの危険に晒されており、ケガをすることだってあります。そんな緊急時にどう対処すればよいかは、飼い主として知っておかなければならないことの一つです。

ものにぶつかったり何かで体を擦ったり、他の犬に噛まれたりなど、どこで何が起こるかは分かりません。病院に連れて行くのが最良の方法ではありますが、ケガの状態が深刻でない場合には、家で手当をすることもできるのです。

傷の手当のしかた

犬の怪我2

この記事で紹介する方法をステップを踏まえて行えば、あなたも飼い犬のの手当ができるようになりますよ!

傷の深さを確認する

深い傷、酷い傷の場合はすぐに動物病院に連れて行かなければなりません。そのためにもまず、傷の状態を確認しましょう。しかし、犬はじっとすることが苦手なため、難しい作業になることもあります。もし出血の量が多くてよく見えない場合は、ガーゼをそっと傷にかぶせて血液を吸い取ってあげましょう。

キレイにする

水と石鹸で、汚れや雑菌を洗い流してください。傷周りのを切る必要がある場合は、余計に傷つけてしまわないよう注意して行ないましょう。

消毒をする

洗った後は、アイシングを行なうことで腫れを予防しつつ痛みを和らげて、ペットを落ち着かせてあげましょう。そして1:1の割合で水とヨウ素を染み込ませたガーゼを使って、1日に3回消毒します。アルコールを使うと痛がって、悪いことをされていると勘違いさせてしまうことがあるため控えましょう。

ガーゼは滅菌処理がされており、使った跡が残らないためお勧めです。また、犬が気にしない限りは、回復が早まるため軟膏を用いても構いません。担当の獣医師に確認してみるとよいでしょう。

傷を乾燥させつつ保護する

犬の怪我3.

傷は空気に触れさせて乾燥させることで回復します。治りが悪くなるため覆わないようにしてください。病院に相談すれば、傷をなめたり引っ掻いたりすることを防ぐための「エリザベスカラー」を着けてくれます。

方法が分かれば、ペットの手当は難しいものではありません。この記事に従って行なえば大丈夫です。ただ、この方法は深い傷を治せるものではありません。深刻な場合は直ちに病院に連れて行ってください。また、傷を悪化させてしまうこともあるため、消毒や塗り薬は犬に痛みを与えないものを使用してください。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。