ペットをキッチンに入れるべきじゃない理由

ペットをキッチンに入れるべきじゃない理由

最後の更新: 01 9月, 2018

食べ物の中に犬の毛が入っていたりすると、気分は良くないかと思います。しかしそんなことよりも、ペットをキッチンに入れるべきでない大きな理由は、彼らが汚染を広げる原因になり得るからです。

犬が使う食器・ボウルをキッチンに置くのはあまり良くありません。それらが周りを汚してしまうこともありますし、反対にペットに悪い影響を与えてしまうこともあります。

キッチンとはペットにとっても人間にとっても、元々家の中で最も食中毒にかかってしまいやすい場所ですが、調理できていない食品を与える、食品の扱いや保管の方法を誤ることで、その危険性は大きく膨らみます。またそれぞれの食器を洗う際は、必ず別々に分けましょう。

なぜキッチンに入れさせてはダメなのか

ペットたちは汚染の原因になるウイルス・バクテリアを持っている可能性があり、体毛や分泌物を通して空間を汚染します。これによって引き起こされる症状はアレルギーから消化機能の異常まで様々です。

特にペットの便は寄生虫やバクテリアなどを保有していることが多く深刻な問題になり得ます。家の中でさせないこと、広げさせないことは最重要項目です。 散歩から帰ってきた後も、足は洗って、キッチンには入らせないようにしましょう。

食物汚染が原因で起こる症状は、細菌性であることもウイルス性であることもあります。前者なら胃の痛みや嘔吐・下痢、後者でも胃腸の不快感を感じるため、どちらの場合でも病院に連れて行くことをお勧めします。

ペット@キッチン2

料理中ペットに触れることは避ける、そしてもし触ったら必ず手を洗うことを心がけてください。飼い犬を撫でた手でそのまま料理を作ったりすれば、感染症の原因になってしまいます。また調理済であるかどうかを問わず、料理に使った材料の余りをペットに与えたりするのは止めましょう。

ワクチン接種や寄生虫の駆除は常に最新の処置をペットに行なっておきましょう。 感染症のリスクを大きく減らすことができるからです。

ペットの食べ物として最も安全なのは加工食品ですが、腐らせたり、前日の食事分の余りをボウルに残したりしないようには気を付けましょう。

ペット@キッチン3

注意項目

  1. ペットが食事をするための専用の空間をキッチン以外の場所に設けてあげましょう。それができない場合は、ペットが使った食器は毎食後しまうようにしてください。
  2. 食器、及び食器を洗う道具を人間用とペット用で分けてしまいましょう
  3. キッチンはトイレではありません。家の中で排泄をする場合、キッチン以外の場所である必要があります。彼らの排泄物は病原菌を持っていることが多いからです。
  4. キッチンテーブルに登らせてはいけません。特に猫が好む、友好を示す行動ですが、その体毛によって感染症を広げてしまう危険性があります。キッチンでは物の上に登らないようにしつけておきましょう。
  5. 食べ残しをペットに与えてはいけません。サルモネラなどによる食中毒を予防するためです。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。