犬のテラジア症(眼中症):原因と治療

犬のテラジア症(眼中症):原因と治療

最後の更新: 13 6月, 2018

犬のテラジア症(眼中症)は夏に多く、ミバエによって感染し粘膜に影響を及ぼします。この記事ではテラジア症の症状と治療法をご紹介します。テラジア症の見つけ方を学んでいきましょう。

テラジア症の原因

東洋眼中」とも知られているテラジア症は、7~17mmの線虫によって引き起こされる寄生虫病です。寄生虫はまぶたの皮膜と鼻涙管(涙管)の中に隠れています。

テラジア症はミバエによって感染します。ミバエは目の涙をエサにして産卵します。卵がふ化すると、幼虫は約3週間、結膜嚢および皮膜で成長します。

テラジア症は犬や猫がよくかかりますが、オオカミやキツネ、そして人間も感染することがあります。

犬のテラジア症の症状

次のような症状が目に出現します。

  • 過剰な涙
  • 結膜炎
  • カサカサしたまぶた
  • まぶたの痙攣
  • 潰瘍
  • 角膜の炎症

テラジア症は治療しないと重度の炎症を引き起こし、一時的な視力低下、または失明をも引き起こす大量の虫が目に寄生する可能性があります。

テラジア症の犬の目は腫れ、緑色の分泌物が見られます。この分泌物はさらに多くのハエを引き付け、感染を広げます。犬は通常と異なる行動を取ったり、かゆみのために目をこすったりします。

目の病気

また、犬の近くにハエがいる場合は要注意です。ハエが涙をエサにしている可能性があります。犬のまぶたを優しく開くと、白く細長い虫が光から隠れようと網膜の前で動いているのが見えます。

犬のテラジア症の予防と治療

愛犬が屋外犬、または愛犬の犬小屋が果物の木の近くにある場合はミバエに注意が必要です。そのほかにも、1日以上経った有機廃棄物には虫が寄ってくるので気を付けましょう。

また、スポイトタイプのお薬を犬に投与することもおすすめします。スポイトタイプのお薬はノミ、ダニ、ハエの幼虫などを駆除します。これは1年を通して行う必要があり、特に感染症や細菌性疾患が増える夏には注意してください。

ご自宅に3~6歳の小さな子どもがいる場合は更に注意が必要です。 子どもは感染症にかかりやすく、特にハエが最も活発であると秋にはかかりやすくなります。

犬の目に虫を見つけたら、すぐに動物病院に連れて行き駆除してもらいましょう。生理食塩水で洗浄した後にピンセットまたは滅菌綿棒で手作業で取り除きます。

犬のテラジア症

その後、獣医は寄生虫のライフサイクルを遮断するために殺線虫剤を使います。産卵された寄生虫の卵は目では見えないので、このような手順が必要になってくるのです。テラジア症は適切な処置が迅速に行われれば、症状は3日で改善します。

潰瘍や角膜炎といった、より深刻な合併症が見られる場合は、獣医が目から虫を駆除した後に適切な治療を受けなければなりません。

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