ワンちゃんのための7種の散歩ひもとその使い方!

散歩ひもにはそれぞれ特有の機能があります。正しく使用しなければ、ワンちゃんに負担をかけてしまうことも。ワンちゃんの個性や癖によって、適切な散歩ひもを選ぶようにしましょう。
ワンちゃんのための7種の散歩ひもとその使い方!

最後の更新: 03 7月, 2019

ワンちゃんを公園などのような場所に散歩に連れて行く時は、出来るだけ離れないようにしなければなりません。散歩ひもは事故などを防ぐためにあります。

しっかりとトレーニングをしたペットでも、時には予測もつかない行動を取ることがあります。様々な散歩ひもの機能について良く知っておきましょう。そうすれば、あなたのワンちゃんにどれが一番適しているのかが分かります。

こちらもご覧ください リードをつけて散歩が出来るようになるには

 

ワンちゃんの散歩ひもの種類

ペットショップに行くと様々な色や形、大きさの散歩ひもが売られています。首輪、散歩ひも、ハーネス、口輪…いろんなものがあります!

これらの中からあなたのワンちゃんにぴったりのものを選びましょう。ワンちゃんの性格や癖をよく考えてみてください。

ですがあまりにいろいろあり過ぎて、どれを選べばいいか迷ってしまうかも知れません。

散歩ひもはアクセサリーではありません。ペットを傍にとどめておくなど、散歩やトレーニング、危険から守る時などにペットを上手にコントロールするために使うものです。

 

1.従来の散歩ひも

これは最も一般的な形の散歩ひもで、素材は様々なものがあります。散歩のときにぐいぐい引っ張るようなワンちゃんにおススメです。

従来の散歩ひも

小さな犬種にはナイロンのものがおススメです。首輪につけたり、直接つける形のものもあります。ナイロンは多少の伸縮性があり 、それでいてワンちゃんのコントロールも効く素材です。

革製のものもあります。これは見た目がエレガントなだけでなく、柔らかく、ワンちゃんのコントロールもしっかりと取ることが出来ます。大きい犬種におススメです。

 

2.スパイク付きの散歩ひも

このタイプの散歩ひもを付けているワンちゃんはあまり見かけません。虐待とみなされているからです。ですが、一時期はワンちゃんのコントロールが容易になると流行ったこともあります。

しつけ用

材質がワンちゃんにとって居心地の悪いものなので、言うことを効くようになるというのが事実の様ですが、慣れてくると結局同じです。トレーナーが使用をやめたのはこういった事が理由になっています。

こちらもご覧ください 違法とされている犬のしつけ首輪とは?

 

3.巻き取り式の散歩ひも

この散歩ひもはかなり伸びるフレキシブルなタイプなので、少し離れたところを自由にワンちゃんが歩くことが出来ます。小型犬から中型犬向きです。

巻き取り式散歩ひも

ですがこのタイプの散歩ひもを使うと、しつけをしていたのが元に戻ってしまうこともあります。ラブラドルレトリバーのような自主性の強い犬種は、巻き取り式の散歩ひもでは適切な散歩の仕方を覚えない可能性が高いです。大型の犬種に使用する際は、あまり遠くまで行かせないようにしましょう。

 

4.チェーンタイプ

このタイプの散歩ひもには、ハンドルかナイロンの首輪がついています子犬は散歩ひもを噛みちぎってしまったりするので、このタイプがおススメです。

チェーンタイプの散歩ひも

飼い主にぴったりと寄り添って歩く事も出来るので、子犬にぴったりの散歩ひもです。

 

5.チョークチェーン

チョークとは「絞める」という意味があるため、ワンちゃんを苦しめるのではないかと考える人もいるかも知れません。ですが、これはトレーニングにとても有効な散歩ひもです。ですがこのタイプのものを使うのなら、真剣にトレーニングに取り組むべきです。

チョークチェーン 散歩ひも 使い方

多くのトレーナーがセッションでこのチョークチェーンを使用しますが、クラス外で使うのはワンちゃんにとっても居心地の良いものではないのでお勧めできません。

6.マルチファンクションリース

マルチファンクションリースは、サイズや形を調整できるのでとてもおススメです。近くに置いておきたいときは短く、少し離れても大丈夫な場所では長くすることが出来ます。周りに他のワンちゃんや動物がいないか、犬が必ず確認しましょう。

マルチファンクションリース 散歩ひも 使い方

 

7.ハルティリース

ハルティリースの主な機能は、ワンちゃんが引っ張らないようにすることです。あまり言うことを効かないワンちゃんにはもってこいの散歩ひもです。頭と口周りにひもを通す形になっており、(ちょうど馬のように)引っ張ると、ワンちゃん自身とても居心地の悪いものです。

ハルティリース 散歩ひも 使い方

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。