ワンちゃんの耳を綺麗に保つ方法
犬の耳は様々な汚れを溜め込みます。犬の耳は感染症を引き起こす真菌とバクテリアにとって非常に理想的な環境であり、犬の異臭の一番の理由でもあります。ですので、今回はワンちゃんの耳を綺麗に保つ方法と、疾患や病気を防ぐ 方法をあなたに教えます。
ワンちゃんの耳を掃除する方法
ワンちゃんの耳掃除を獣医やトリマーに頼む人もいるでしょう。しかし、家で簡単に行うことができますし、(何かに感染していたり、怪我をしていない限り)お金の節約にもなります。
定期的に犬の耳の清潔度を確認することはとても重要で、特に耳が垂れていたり、骨にくっついている血統の場合は念入りに行ってあげましょう。
では、犬の耳を綺麗に保つステップとその方法を見ていきましょう。
1. 耳の状態を検査する
少量の耳垢が溜まっているのは一般的なことです。もし、黄色または、薄茶色の物質、それと血(固まったものの有無にかかわらず)を発見した場合は、獣医に連れて行きましょう。もし今まで耳の掃除をしっかり受けたことがないのであれば、プロに掃除をしてもらういい機会です。
2. 寄生虫のチェックをする
ダニのような寄生虫は住み所として犬の耳を選びます。ワンちゃんはこのダニを自分で対処することはできません。犬が外出して、芝生の上を転げ回ったり、木の側でトイレをしたりした後に、犬の耳に草や花、またはタネが犬の耳の中に入っているのに気づいたら、やさしく丁寧に取り出してあげてください。
3. バクテリアや真菌による感染を見つける
もし感染してしまうと、犬の耳は強烈な異臭を発し、茶色や緑の分泌物が出ます。特別な施術が必要かもしれません。掃除をしてあげるだけでは完治することはできず、場合によっては症状を悪化させてしまうかもしれません。
4. 特別な製品を使う
ペットショップでは、犬の耳を綺麗する製品がたくさんあります。また、犬に無害なアルコールやアップルサイダービネガーなど(同じ量を一緒に混ぜる)、家にあるものを使って、家庭用ミックスを作ることもできます。もし犬に感染症やかゆみなどがある場合は家庭で処理せず病院に連れていってあげてください。症状を悪化させる可能性があります。
5.コットンと水を使う
基本的には、少量のぬるま湯とコットンで掃除をしてあげるので十分です。耳のネバネバをとってあげれるくらいの力で、 ゆっくりとコットンで耳をこすってあげましょう。
6. 耳の外側も忘れずに
外耳道の掃除が終わったら、耳の外側にうつりましょう。コットンと綺麗な水を準備して、皮を傷つけないように掃除をしてあげてください。犬の耳に傷がある場合は、しみて掃除を続けるのが難しくなるので、アルコールやビネガーは使わないように気をつけましょう。
7. 必要に応じて水で掃除をする
場合によっては、犬は通常以上の耳垢を生産することがあり、特別な液体やあったかい水を使って処置をしないといけない場合があるので、獣医に相談しましょう。そうでなければ水を使い、外耳道がしっかりと湿ったら、その部分をやさしく磨いてあげます。その後、でてきたネバネバをガーゼやコットンで拭き取りましょう。
8. 犬に頭を振らせる
掃除が終わると、犬は耳の中に残ったねばねばを取り除くために頭を振りたがります。その後、その場所を掃除することも忘れないようにしましょう。掃除をする時はお風呂や庭(テラスやバルコニー)で行うことをオススメします。
9. 定期的に行う
最低でもこの掃除を毎月行うことがとても重要です。あらかじめスケジュールを立てておくことで忘れることなく、耳を綺麗に保つことができます。通常より頻繁に公園に行ったり、水に触れたり、雨の後に水たまりにはいったりした場合は、その都度掃除をしてあげるのが良いでしょう。
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