ドイツ原産の犬の種類
有名なジャーマンシェパードだけでなく、世界中でドイツの犬は非常に人気があります。ドイツで生まれた犬種は合計で37にも上ります。この記事ではその中でも主な血統をいくつかご紹介したいと思います。
ドイツの犬種はいくつありますか?
40種のドイツの犬種が存在していますが、この記事では最もよく知られている犬種について話そうと思います。
1、ジャーマンシェパード
ジャーマンシェパードの起源は19世紀の終わりまで遡り、それはヘルディンググループに属しています。彼らは元々羊の番犬としてもともとは飼われていました。その知性、従順さ、訓練能力の高さのために後に警察、捜査救助、盲導犬、防衛犬など他の職業にも使用されるようになりました。ジャーマンシェパードは家庭で飼うペットとしても最適ですが、サイズが大きいためにジャーマンシェパードを飼うには庭を持っている方が良いでしょう。
2.ロットワイラー
ロットワイラーはモロッサー型の犬であり、ドイツ生まれの犬種の中で最も有名な1つです。もともとは家畜の管理をしていましたが、後に市場へ肉を運ぶカートを引っ張るのに利用されるようになりました。その結果、ロットワイラーブッチャーと言う名で知られるようになりました。ロットワイラーは中型で丈夫な体をしており、静かで落ち着いた素敵な性格をしています。しかし股関節形成異常に悩まされることが多いです。
3.ドーベルマン
ドーベルマンは19世紀の終わりに、警備犬と防衛犬となる犬を飼育した作家Karl Friedrich Louis Dobermannの名前にちなんでつけられました。危険な犬と思われがちですがドーベルマンは静かで信頼できる犬です。ドーベルマンは非常に従順で大胆、そして知的かつ用心深く忠実で元気なペットです。
4.ボクサー
ドイツ生まれのこの犬種はオールドブルドックとブルンバイザーから生まれた中型サイズのモロッサータイプの犬です。ボクサーは第一次世界大戦と第二次世界大戦でメッセージの送信、怪我をした兵士の回復、ケーブル輸送に使用されました。ボクサーは重い頭、目立った顎、常に注意深く音を聞くための大きな耳、短い毛が特徴的です。毛は黄褐色もしくは暗い縞模様です。ボクサーは毎日運動を必要とする犬ですし、活発で忠実で用心深いです。
5.ダックスフンド
この犬は「ソーセージ犬」として広く知られていますが、ダックスフンドもまたドイツ生まれの犬であり、その誕生は遺伝的変異によるものでした。長い胴体に対して彼らの持つ手足は非常に短いです。ダックスフンドのもう一つの名前はテッケルで、1888年に初めて登場しました。ヨーロッパの君主(ビクトリア女王含む)の好きな犬種の1つでした。また、ダックスフンドは少し頑固で、子犬の時から訓練する必要があります。
6.シュナウザー
シュナウザーは15世紀に誕生し未だに存在している最も古いドイツの犬種です。名前の由来はその典型的な「口ひげ」に由来しています。小さな獲物を狩り追跡するために使用された犬でヴェルテンベルクで生まれました。シュナウザはー友好的で、愛情豊かで防衛性が強く元気な犬です。子供や他の犬と一緒に仲良く遊ぶことができます。防衛犬の性質を備えているためにたくさん吠えます。毛が非常に厚いので定期的に形を整えてカットすることが重要です。
7.ワイメラーナー
名前はthe Grand Duke Karl August of Saxe-Weimar-Eisenach(ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公)に由来していて、短く太い茶色また灰色がかった毛で覆われており、レトリバーグループに属しています。ワイメラーナーは明るい色の目(青色は子犬、成長した後はターコイズまたはアンバー色)をしています。訓練しやすく防衛犬として非常によく働きます。従順で人懐こく愛情深い犬です。どんな場所でも、優雅で機敏で従順に振舞う犬なので、アウトドアが好きな家族にとって理想的な犬です
8.ピンシャー
ピンシャーは最も有名なドイツの犬種の1つです。中型犬で強い筋肉、長い鼻、そして軽く折りたたまれた耳が特徴的です。ピンシャーは短くて荒い毛に覆われ色は茶色か黒のいずれかになります。ピンシャーは見知らぬ人を信頼しない傾向があります。活発で常に注意深く警戒している犬です。
また、ドイツの他の犬種も紹介しておくので参考にしてみてください。アーフェンピンシャー、ジャーマンポインター(短い毛、長い毛、荒毛)ブレンバイザー、ユーレイシャー、グレートデーン、ホバワート、キースホンド、クロフォンランダー、ランドサー、ミュンスターレンダー(大、小)、レオンベルガー、ホワイトシェパード、ポメラニアン、(バイエルンとハノーバー)、プーデルポインター、セントハウンド、ジャーマンスパニエル、ジャーマンテリア。いかがでしたか?あなたもドイツ原産の犬を飼ってみましょう。
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