子どもと相性が良い犬種とは?選び方を見てみよう!

犬の無条件の愛は子どもの自尊心を高め、情緒的、社会的成長を助けてくれるでしょう。
子どもと相性が良い犬種とは?選び方を見てみよう!

最後の更新: 03 8月, 2019

犬と一緒に暮らすことは、子どもの身体的、情緒的、認知的、社会的成長に役立ちます。犬種、毛の色、年齢に関わらず、どんな犬でも子どもの人生にポジティブな影響をもたらすことができます。しかし、実際に犬を飼い始める前に子どもとの相性がいい犬種を知っておくといいでしょう。

犬と一緒に育つことのメリット

犬は素直な性格なため、子どもに忠誠心や友情といった重要な価値観を教えることができます。そして、これらの教えは子どもが一生、大切にできるものでもあります。同様に、犬の無条件の愛は子どもの自尊心を高め、情緒的、社会的成長を助けてくれるでしょう。

また、犬が家族との生活を楽しく健康に過ごすためには献身が必要なため、毎日の犬のお世話から子どもは責任について学ぶことができます。

子どもにベストマッチの犬の選び方

まず覚えておきたいのは、元々良い犬、悪い犬は存在しないということです。犬の行動の半分は犬種によって決まり、もう半分はしつけと経験で決まります。子どもと相性がいいとされている犬種であったとしても、自宅で幸せな生活を送るには一貫したしつけと適切な社会性を必要とします。

犬には基本的なしつけを行い、生後5ヶ月間はきちんとした社会化を行いましょう。この月齢から他の犬や人と共に生活しコミュニケーションを図ることを子犬は学び始めます。

子ども  相性が良い犬

あなたのお子さんにピッタリの犬を見つけるには、その犬が子どものエネルギーと好奇心にどれだけ順応できるかを考えなくてはいけません。子どもと相性がいい犬種はバランスのとれた性格で、子どもと一緒に冒険を楽しめます。

子どもだからと小さな犬を選ぶ必要は全くありません。犬の大きさは、犬の行動や学習能力に関係はありません。

 

子どもと相性が良い犬種

ビーグル

ビーグルはフレンドリーで活発な中型犬です。子どもと遊ぶのが好きで、何時間も子どもを楽しませることができます。ビーグルは十分な運動が必要で、毎日散歩に連れて行く必要があります。ビーグルは猟犬の一種であるため、追跡本能を満たす必要があります。十分な運動ができないと家具、靴や家の中のものを噛んでしまうでしょう。

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは頭がよく、愛情深く、充実で忍耐力があります。優しい犬の代表です。穏やかで元気な性格なので、家庭にはピッタリの犬種です。新しいことやコマンドを素早く覚えるのが得意です。

ゴールデンレトリバー

ラブラドールレトリバーによく似ているゴールデンレトリバーは、知的で忠実な気立ての良い犬です。覚えるのが早く、言うこともよく聞き、子どもと相性がとても良いです。しかし、長い被毛のため毛のお手入れは常に必要な犬種でもあります。

プードル

プードルは世界で2番目に頭がいい犬種と考えられています。コマンドに従い、新しいことを覚え、子どもと遊ぶことが得意です。大きさは大小様々ですが、小さいプードルだと狭い環境にも馴染みやすいようです。しかし、ヒステリックになるプードルもいるため、きちんとしつけを行うことが重要です。

ボクサー

ボクサーは強くて頭が良くスタミナがあるため、子どもの見守り役としてピッタリです。また、優しい遊び相手にもなります。余分なエネルギーを発散するために毎日の運動と、自分のスペースを必要とする中型犬です。

ボーダーコリー

コリーは映画ラッシーで人気が出てきた犬です。コリーは世界で一番頭が良い犬で、気立ての良い従順な性格をしています。

田舎や都市での生活にもすぐに馴染むことができますが、一人になる空間や長い毛のグルーミングや運動を必要とします。大きい犬、守ってくれる犬を飼いたい人にはコリーは良い選択肢です。

ヨークシャーテリア

テリア系であるこの犬種はエネルギーに満ち溢れ、世界で最も人気のある犬です。忠実、エネルギッシュ、そして素晴らしい番犬であり、犬アレルギーを引き起こしにくいのが特徴です。

ヨークシャーテリアは子どもの世話をして一緒に過ごすにはピッタリの犬です。遊ぶ、飛ぶ、走ることが大好きで1日中走っています。しかし、無駄吠えをしないように子犬の頃にはきちんとしつけを行うことが必要です。

子どもと犬 子ども  相性が良い犬

子どもと相性がいい犬種:雑種

雑種もまた子どもとの相性がいいです。純血種の犬のように、家族のルーチンを覚え、順応することができます。

また、家族に対しての愛の表現を惜しまないのも特徴です。愛されるセカンドチャンスを施設で待つ成犬や子犬は何千匹もいます。お店から飼ってくるのではなく、施設から引き取ることも考えてみてください。

 


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。