最も自立している7つの犬種

犬は周りに頼って生きている動物だというのはよく知られていますよね。
最も自立している7つの犬種

最後の更新: 23 5月, 2018

23年前、スタンレー・コレンという心理学者が「犬の知能」という本を出しました。この本では、彼は色々な犬種の自立度と知能のレベルを分類しました。ですから、多くの研究者やトレーナーは他より自立している犬種があると考えています。

犬は群れで行動しがちです。そして、都市や街のまわりに住んでいます。運が良ければ、動物好きな人間に守られて暮らしています。

冷静さ、賢さ、適応能力、忠実さ、そして学ぶ能力が他より優れている犬種があります。最も自立している7つの犬種をここで紹介しましょう。

プードルは絶対家に帰ってこれる

プードルは記憶力が良いため、比較的賢い犬種です。犬が迷子になってしまった時、一番困らないのがプードルの飼い主たちです。なぜかというと、プードルは自分の家を探し、たどり着くことができるからです。

建物の中に住んでいても、自分で散歩ができるような犬です。大体の場合、ご近所さんなどが見つけて家に帰れるように誘導してくれ、その間についていく道をマーキングして覚えます。方向感覚はバッチリです。

走るプードル

大きいけれど上品なゴールデン・レトリーバー

アパートや狭くて囲われた場所に住んでいる人には大型犬を飼うことはオススメしません。けれどその大型犬がゴールデン・レトリーバーであれば話は別です。この子たちの上品なところは毛並みだけではありません。それどころか、動きやステップの一つ一つがあの大きいサイズに比べてとても優雅です。

この犬の性格も強調するべきでしょう。ゴールデン・レトリーバーはめったに暴力的になったり予期できない行動に走ったりしません。ですから小さいお子様がいる家族にとってはぴったりの犬です。性格がとても良く、最も自立した犬種の中でも上位に立つでしょう。

ジャーマン・シェパードは一番の働き者

ジャーマン・シェパードはほとんどの場合、警察が薬物や行方不明者を探すために訓練して使う犬です。ちゃんとしたトレーニングを受けると、彼らの鼻はどんな状況の中でもあなたが迷子になるのを防ぐレーダーのようになります。

また、彼らは根気のいる仕事の分野でも手助けをしています。いくつか例を挙げると、羊追いや家畜の見張りです。ジャーマン・シェパードは最も頭の良い犬種の一つで、どんなレッスンにも立ち向かう準備ができています。

シェットランド・シープドッグと彼らの番人のような性質

シェットランド・シープドッグは建物の中や、田舎の家に住めます。理由なしに攻撃的になることはめったにありません。

知らない人には人見知りをし、身内には愛情たっぷりなので、優秀な番犬になります。特徴的な吠え声で侵入者が来たことを飼い主に知らせることができます。子供と一緒に育てても何も問題はなく、嫉妬はほぼしません。

ドーベルマン・ピンシャー

忠実で、アクティブで、鋭い。ドーベルマン・ピンシャーは筋肉質で、人間の言う事を聞くようにできています。何十年も前から警察のお気に入りの犬種でした。

けれど、彼らは番犬だということを忘れないで下さい。小さい時は口輪をつけておくことをオススメします。ちゃんとしつけをし、周りとたくさん触れ合いの場を設ければ優秀な犬になりますが、それは飼い主次第です。

シーズー: 中国の皇帝の愛犬

最も自立している犬種の中でも、シーズーは特に自立度が高いです。「ライオン犬」とも言われており、この子たちは忠実さと特徴的な歩き方、適応能力でよく知られています。穏やかな性格ですが、知らない人がいれば注意を払って警戒します。

シーズーが飼い主のそばを離れることはあまりないでしょう。一見穏やかに見えますが、常に周りを観察しています。ですから番犬としてもよく知られているのです。ですが、アジア大陸で生まれた時から、人々は番犬として使う意図はありませんでした。

三匹のラブラドール

ラブラドール・レトリーバーも最も自立した犬種の一つ

本当のことを言うと、全てのラブラドールは自由で、従順で、自立して見えます。そして、忘れてはいけないのは、この犬たちは大きな牛や羊の群れを誘導しながら広い面積を移動する方法を知っています。

賢く、穏やかで、鋭い犬を飼いたいですか?迷子にならない犬が欲しいかもしれませんね。どっちにしろ、ここで紹介した犬種がぴったりでしょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。