最も従順な犬種トップ5

最も従順な犬種トップ5

最後の更新: 08 9月, 2018

服従心は知能に関連していますが、犬に言うことを聞いて欲しいのであれば子犬の頃からしつけを徹底することが大切です。

犬の服従心は子犬の頃のしつけに左右されます。しかし、服従心が強い犬種があることも確かです。今回は最も従順な犬種トップ5を見ていきましょう。

服従心が強い犬は?

服従心と知能には通常関連があります。実際、今回紹介する犬種はどれも服従心と知能の高さで共にトップ入りしている犬種です。しかし、犬が言うことを聞くようにするには、子犬の頃からご褒美と罰を使いながらしつける必要があります。

しつけにあまり自信がないのであれば、次のリストの犬の特徴を考慮するのもお勧めします。

1.ボーダーコリー

ボーダーコリーは最も知能が高いだけでなく、服従心もとても強い犬です。研究によると、ボーダーコリーは新しい命令でも5回目には理解しているそうです。また、どのコマンドも1回目で95%従うそうです。

この記事の冒頭の写真に登場しているボーダーコリーは、アジリティ競技で優勝することが多い犬種の一つです。アジリティ競技とは、犬に複雑な障害物を越えさせ、知性、服従心、集中、機敏性、社会性を競うコンテストです。

2.プードル

フランス語ではCaniche(カニッシュ)とも呼ばれるこの犬は、その起源以降は貴族との関係があったレトリーバーグループに属しています。プードルは陽気で元気があり、遊ぶのが大好きな犬です。そして、集中力があるため、服従心や機敏性を身に付けさせるのもスムーズにできます。

プードルはエネルギッシュで、組織的で、決して諦めないため、狩猟犬としてだけでなく番犬やレスキュー犬としても活躍しています。子犬の時の社会化やしつけが上手くいっていないと、非常に破壊的な行動にも出る犬です。

走るプードル

3.ジャーマンシェパード

ジャーマンシェパードと言えば警察犬を思い浮かべる人も多いかと思います。ジャーマンシェパードは頭が良く、服従心が強く、集中力を保っていられるため警察としてよく使われます。また、レスキュー犬、番犬、盲導犬としても活躍する犬です。

ジャーマンシェパードは、特に子犬の頃から訓練を受けていれば、服従心が最も強い犬種の一つです。ジャーマンシェパードの特性と能力を最大限に引き出すジャーマンシェパードだけが参加できるスポーツもあります。

シェパード

4.ゴールデン・レトリーバー

世の中で最も人気のある犬種はゴールデン・レトリーバーです。小さな子どもがいる家庭ではよく選ばれる犬種です。ゴールデン・レトリーバーはとても陽気で、愛情深いだけでなく、どっしりと構えている落ち着いた犬なのでペットとしては最適です。

また、ゴールデン・レトリーバーはとても頭がよくエネルギッシュなため、子犬の頃からエネルギーを発散できるように訓練される必要があります。盲導犬、サービス犬、捜索救助犬としても活躍し、指示があれば長時間静かに座っていることも可能です。

ゴールデン・レトリーバー

5.ドーベルマン・ピンシャー

この犬もジャーマンシェパードと同じ国の犬で、警察犬として活躍する犬です。一方で、ドーベルマンはピンと立った耳と長い鼻から、攻撃的で危険とも思われています。

ドーベルマン

ドーベルマン・ピンシャーは社交的で、服従心と社交性に富んでいます。与えられた指示は的確に従いますが、それには子犬の頃からの訓練が必要です。また、ドーベルマン・ピンシャーの短所は高い感受性です。家族に対する威嚇ととらえると、その人を攻撃してしまうこともあります。

服従心の強い犬種トップ10までをリストアップすると、上記の犬種に続くのはシェットランド・シェパード、ラブラドールレトリバー、パピヨン、ロットワイラー、そしてオーストラリアン・シェパードです。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。