手違いで愛犬が行方不明に:航空会社がお詫び

でも、こんなことがあなたの身に起こったとしたらどうでしょう?あなたなら何をしますか?
手違いで愛犬が行方不明に:航空会社がお詫び

最後の更新: 22 11月, 2018

愛犬と旅行に行くとなると、移動が少し複雑になります。例えば飛行機を使う場合も、大体が客席への動物の持ち込みが禁止されているので、別々に移動することになります。でも、もしその途中で愛犬が行方不明になったら、想像もできないほどの絶望を感じるでしょう。でもこれは、メキシコからヒューストンに飛行機で向かった女性に、実際に起きたことなのです。なんと、航空会社が彼女の愛犬「ミカ」を無くしてしまったのす。

迷い犬

その飛行機はインタージェット(Interjet)という会社が運行していました。そして彼らは飛行機が離陸する前からその犬を無くしてしまっていたのです。ミカという犬の飼い主であるパメラさんも、大きい空港ではこういうことが起こり得るというのは承知していましたが、それでもなぜ航空会社はもっと早くにその事を教えてくれなかったのか、と怒りをあらわにしています。

しかも、インタージェットという会社は自社を「ペットフレンドリー航空会社」と銘打っており、パメラさんも「ミカ」の取り扱いには細心の注意を払ってもらえると思い込んでいたのです。「ペットフレンドリー」という言葉はマーケティング戦略の一貫として広く使われてますが、実際にペットフレンドリーじゃなければ虚偽広告と言っても過言ではありません。

もちろんパメラさんも、愛犬が居なくなっていると知った途端に行動に移しました。ミカの写真をソーシャルメディア上にアップロードして、誰かが愛犬を見つけてくれるかもという希望に託したのです。

インタージェット社も責任を重く受け止め捜索活動を開始すると共に、ソーシャルメディア上で以下のようなメッセージを書き込みました。

「インタージェット社は、飼い主の人生におけるペットの重要性とその価値を認識しております。当の一件に関しても飼い主様と協力して捜索活動を行なって参りましたが、まだミカの居場所を特定するには至っておりません。しかし今後も、取りうるあらゆる手段を用いて、捜索を継続していく所存です。何かミカの居場所に繋がるような情報をお持ちでしたら、お知らせ願えれば幸いです。」

パメラさんは居ても居られなくなり、愛犬を探すためヒューストンからメキシコに飛びました。同じフライトに乗った乗客の話によると、彼女は悲しみに沈んだ様子だったそうです。しかし、パメラさんがメキシコについた時、誰かが空港の外でミカを見かけたという情報が入ったのです。

ミカ、現る!

悲しみの二日間が過ぎた頃、ついにミカが現れました。なんでもスポーツセンターの近くに居た獣医師さんに拾われたそうです。航空会社はその医師にお礼として5,000メキシコペソを支払いました。

またパメラさんへのせめてもの謝罪と贖罪の意を込めて、インタージェット社は、彼女とその夫、そしてもちろんミカにも10回分の無料フライトを提供することに決めました。しかし、パメラさんがそれを使いたいと思うかどうかは分かりませんが。

インタージェット社もミカが見つかったという一方が入った時には喜び、のちにパメラさんたちと会って話を行いました。その際彼らは会社を守るためか、パメラさんたちに「このことは内密にしてほしい」「私たちは一年に3万6000匹もの動物を運んでいるがこんなことは一度もなかった」といった趣旨の話を行なっていたそうです。

どうやら、彼らの言い分としては、ミカのカゴがスーツケースを運ぶコンベアベルトから落ちて、そのはずみで空いてしまい、その結果ワンちゃんが見知らぬ土地に解き放たれてしまったというものです。

また同社は世間に対しても、このようなことは二度と起こらないよう、必要な対処を行なっていくという事を約束しました。また、この一件を教訓としてペットの輸送に関するロジスティクスの見直しを計り、全てに問題がないように努力していくそうです。

インタージェット社だけでなく、どのような航空会社でもこのような恐ろしい体験は願い下げですよね。でも、今回彼らはしっかり自分たちの落ち度を反省し、見直しの計画を建ててくれているという事で嬉しくも思います。パメラさんもきっとそう思っていることでしょう。

このお話はハッピーエンドで終わりましたが、このようなことが二度と起こらないように願うばかりです。パメラさんは幸い、愛犬を失いましたがしっかり取り戻すことができました。でも、こんなことがあなたの身に起こったとしたらどうでしょう?あなたなら何をしますか?そして、どんな気持ちになるでしょう?

メイン画像出典:www.animalpolitico.com

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