虐待されていた犬がセラピードックとして活躍

虐待されていた犬がセラピードックとして活躍

最後の更新: 29 8月, 2018

今回紹介するタンゴの物語は、犬が私たち人間をどれだけ愛しているのかを物語っています。タンゴは虐待され捨てられたにもかかわらず、子供と高齢者のためのセラピードックとして活躍しているのです。

タンゴ、虐待された捨て犬からセラピードッグになるまで

タンゴは、バレンシアのキャンプ・デ・モルヴェドレにある赤十字の犬介護治療プロジェクトでボランティアとして働いています。毎週、彼は高齢者の訪問を行います。また、特別な教育を必要とする子供たちを支援する“スクール・サクセス”と呼ばれるプログラムにも携わっています。

タンゴと子供たち

治療に犬を使うことによって、期待すること

・子供たちと高齢者の社会化と統合を改善することにより、孤立から守り予防する。

・運動機能の低下を防ぐために、積極的に高齢者にアクティビティなどを通して運動させる。

毎週子供たちと高齢者はタンゴがやってくるのを心から待ちわびています。優しく穏やかで愛情に溢れたタンゴは、出会ったその瞬間から全ての人の心を掴んで離しません。

しかし、この話の最も注目すべきところは、タンゴは最悪な人間に虐待されていたのに、またその人間に対して、セラピードッグとして尽くし、最高のケアを与えてくれたことにあります。良い治療と愛情はどんな時も全てを癒してくれる最善の方法のようです。

5年前にタンゴが捨てられたとき、救助した人はタンゴが虐待されているのに気が付きました。しかし赤十字のボランティアスタッフはタンゴにある可能性を見出しました。なんと彼らはタンゴをセラピードックに育てようと考えたのです。

犬の介助によるセラピー

赤十字は、孤独と言う社会問題がどんなに高齢者に影響を及ぼしているかを観察、研究した結果、これらの犬による介護治療プログラムを開始することに決めました。

高齢者だけでなく、他の子供たちとうまくやっていけない子供の数も増え続けています。例えば、放課に学校で1人ぼっちで遊んでいる子供がいるのも珍しいことではありません。

タンゴが与える愛情と喜びは、このような社会問題を解決するのに非常に効果的です。彼の存在だけで、人々の自尊心は向上し、両者の社会的関係が良くなります。

タンゴが与えてくれる心理的なメリットとは別に、タンゴは身体的障害のある人のリハビリを助け、身体的リハビリやアクティビティを支援します。

犬や他の動物の治療は、その素晴らしい結果のために非常に人気が高まっています。特に、犬と関わり合いのある人々は、身体的、心理的、認知的、および社会的側面において問題改善の兆候を示しています。

しかし、犬の存在が、どのように機能しているのでしょうか?まず第一に、動物は無条件に愛情を与えてくれます。そして動物は偏見を持ったり差別したりしません。これは多くの人間がやっている事とは全く反対です。

その結果、身体的、精神的、または感情的な理由で傷つきやすい人々は、セラピードックと一緒にいれば安全を感じることができます。そこには潜在的な回復のカギがあるのです。

セラピードックのメリット

タンゴと赤十字のスタッフ

セラピードックによるメリットには以下のものがあります:

・運動能力とバランスの向上

・グループでのより円滑な言葉のやりとり

・集中力、注意力、記憶力の向上

自尊心の向上

・語彙の増加

不安の軽減

・孤独の軽減

特定のセラピー効果を除いたとしても、安らぎを与えてくれる仲間となり、愛情に溢れた犬を飼う事は、人生において最高なことです。あなたもそう思いませんか?

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