犬を2匹飼うことのメリット
家で犬を2匹一緒に飼うと、2匹が一緒に遊ぶことができることに加えて、一部の犬に見られる「分離不安症」を防ぐことができます。
これは飼い主と離れることを不安がる症状ですが、2匹が一緒に暮らすことで解消されることが多いと言われています。
2匹を同時に飼うとなると、食費が増え、多くのスペースを必要とするなど、大変な点もありますが、より多くのメリットをもたらすことは間違いありません。この記事でさらに詳しくご紹介したいと思います。
家に2匹の犬?
すでに犬を飼っていて、新しくもう1匹迎え入れようと考えている場合は、これまでの犬の世話が2倍になり、「問題」や出費も2倍になると考えがちです。
しかし2匹目の犬を迎え、2匹が仲良くなれば、あなたが仕事に行く時に犬が寂しがることが減る効果があります。
動物保護団体のシェルターなどを訪ねて、2匹目を検討して見ませんか?
確かに少し複雑になるかもしれませんが、すべてが「2倍」大変になるわけではありません。
食費は少し増えるかもしれませんが、大きなサイズのドッグフードをまとめて買えば節約になります。
1.常に仲間がいる環境
ペットには無条件に愛し愛される家族が必要なのは間違いありません。
しかし私たちは、仕事で疲れて帰ってきた時、なかなかペットの遊び相手になる気力が出ないこともあります。
しかし2匹飼っている場合は、私たちがソファーでくつろいでいる近くで、2匹で遊んでくれるかもしれません。
また逆に犬同士で遊びすぎて人間には興味がなくなると心配するかもしれませんが、私たちがソファーで横になれば、足元や近くに来て一緒に横になってくれるでしょう。
ご存知ですか?:犬の里親になるために知っておくべきすべてのこと
2.エクササイズ
犬が1匹の場合、近所を歩くだけで散歩を終わりにしてしまうかもしれません。
しかし2匹になれば、どちらかがパワフルに歩きたがったり、お互いの相乗効果で2匹が活発に歩くため、散歩に連れて行く飼い主も、良い運動になります。
仕事が忙しくてジムに行く時間がないという場合も、犬の散歩を元気に行うことで、良い有酸素運動になります。
こちらもご覧ください:犬と質の高い散歩をするためのステップ4つ
3.犬の幸せ
前述した分離不安症を発症する犬は、意外に多く、特にコッカスパニエルにはその傾向が強いと言われています。
飼い主と長時間離れると、うつ症状を引き起こしたり、物を壊したり、どこにでも排泄するなどの問題行動を起こす傾向があります。
しかし2匹を同時に飼えば、他の犬がいることが嬉しく、家具や衣類、靴下などを噛むなどのいたずらも減り、無駄吠えなども緩和されるため、近所からの苦情も減るでしょう。
一緒に暮らす2匹の犬は、いつもお互いの近くに過ごす傾向が強いため、寒い時期には一緒に寝るなどして暖をとり、どちらか一方が病気になると、もう片方が心配するなどの思いやりも見られます。
4.節約
犬を2匹買うとなるとお金の面で不安になる人もいるかもしれませんが、実は2倍かかるわけではありません。
例えばドッグフードでも、大きな袋を買えば、これまで買っていたドッグフードよりも割安になります。
獣医の健康診断などは、獣医師によっては割引を適用してくれる場所もあるため、事前に割引があるかを調べるのも良いでしょう。
ただし薬などはそれぞれに合うものが処方されるため、決して共有してはいけません。
2匹目の犬を迎え入れるとなると、責任も2倍になるため慎重に考える人がほとんどでしょう。
これは素晴らしいことであり、動物を迎え入れるときは常に慎重である必要があります。
しかし必要以上に心配する必要はなく、犬が健康で必要なものはすべて持っていることに気をつければ、心配しすぎる必要はありません。
最も大切なのは、すでに犬が1匹いる場合は、その犬の個性や性格を考慮に入れて、もう1匹がやって来た時に仲良くできるかどうかを考えることです。
今いる犬が5歳以上ならば、子犬や若い犬は力や元気がありすぎるため、うまく行かないかもしれません。
何か疑問点があれば獣医師などに相談することをお勧めします。
2匹目を迎えると決めて、家に連れて帰るときはまず、今いる犬に紹介して、両方の行動に細心の注意を払う必要があります。
しばらくすれば、2匹が仲良く過ごしている姿を見ることができ、2匹目を迎えてよかったなと安堵することでしょう。
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Peral, A. A., & Pino, E. A. (2011). La ansiedad por separación en perros. REDUCA.