犬を職場に連れて行こう!
以前にも何回かペットフレンドリーというコンセプトについてお話ししました。今回もその一つで、企業が人々のストレスを減らし、より効率的に働いてもらおうと試みているものです。では、オフィスに犬を連れてくるというこの新しいシステムは具体的にはどのようなものなのでしょうか。
ペットフレンドリー、職場に犬を連れて行くメリット
犬を職場に連れて行って仕事になるのかどうか疑問に感じるかもしれませんが、驚くべき素晴らしい効果があります。
アメリカは犬を職場に連れてくるアイディアのパイオニアの国でした。犬を飼っている人なら誰でも会社に犬を連れてきて良いので、犬は飼い主が働いている間に家にひとりで取り残されることもなく、飼い主は犬がどうしているか心配する必要がなくなったのです。
この試みによって、犬を飼わない人も同僚の犬と触れ合うことでストレスが軽減したのです。この非常に興味深いプロジェクトはアフィニティと言う会社によって実施され、犬や猫によって仕事場の環境も向上したことがわかりました。
犬を職場に連れてくる効果を検証し、たくさんのポジティブな結果が得られました。これにより、毎年「犬を職場に連れてくる日」なるものが誕生したのです。この日は職場で少しのユーモアと愛情を提供するペットへのオマージュとして作られました。
このお祝いはイギリスに始まり、その後アメリカに広がりました。そのお祝いは6月24日、もしくはその日に最も近い金曜日に行われます。その日は毎年誰もが自分のペットを会社に連れて行くことができるのです。(アフィニティでは一年中それが可能ですが。)
科学的根拠に基づいてもその利点は証明されました
アメリカのバージニア州の大学では、職場に動物がいることで、優れたコラボレーションが生まれ、チームメンバーのストレスも軽減されすることが証明されています。
アマゾン、Google、Ben & Jerry‘sのようなアメリカの大企業は、1年中職場に犬を連れて行くことを許可しています。しかし中小企業の職場ではそれはまだ一般的ではありません。
ペットが邪魔にならないように他の犬と遊ぶことができる犬専用エリアを設けている会社もあります。飼い主が仕事をしている間に他の犬と遊ぶスペースもあります。
職場に犬を連れてくることは人間にとってだけでなく犬にも良い効果をもたらします。ここに来る動物も社交性を学び生活の質も向上します。飼い主がいつ帰ってくるかと待ちわびてストレスを感じたり、退屈で孤独な日々を過ごす必要はありません。
世界中に広まる「犬を職場に連れてくる日」
先ほどお話ししたように、犬を職場に連れてくる日は毎年6月24日、アメリカとイギリスで実施されています。そしてスペインのような他の国にも広がっています。つまり現在は「犬を職場に連れてくる日」は世界で祝われるようになったのです。
特にアメリカではこの日は、大企業だけでなく、中小企業でも飼い主と一緒に職場に行くことができ、上司はそれを禁止できない一日なのです。
この日を祝う目的は犬を敬うことに加えて、ペットが人々にもたらす大きなメリットを伝え広めることです。
いつの日か、大企業、中小企業すべての会社で、犬のもたらす効果を理解し職場に連れて行くことが実現するよう望んでいます。実現するでしょうか?そう願いましょう!
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