【里親初心者!】子犬を家に連れて帰るときの6つのポイント

子犬を家に連れて帰るときのポイントは、子犬の社会性や食生活、トイレ学習などに関連しています。
【里親初心者!】子犬を家に連れて帰るときの6つのポイント

最後の更新: 15 12月, 2020

ペットを引き取り、愛情をかけて世話をするというのはとても素晴らしいことです。ですが、生まれてすぐに引き取る場合、最初の数日は家中大騒ぎになるでしょう。今日は子犬を家に連れて帰る際に覚えておきたい6つのポイントをご紹介します。

子犬を家に連れて帰る:やるべきこと、やってはいけないこと

子犬はとても愛らしくてかわいいですよね。引き取る家族に大きな愛を喜びを教えてくれるでしょう。しかし、生まれて間もない場合は、子犬たちにとっても見るものすべてが新しく、冒険です。飼い主は、新しい家に順応するよう助けてあげなくてはいけません。

子犬にきちんと教えるポイントを押さえてこそ、喜びあふれる経験となるでしょう。

1. すべてのにおいを嗅がせる

犬が新しい家に入って、一番にするであろうことーそれは、調べることです。ありとあらゆる部屋や隅っこまでにおいを嗅ぎ回るでしょう。もしかすると、自分一人では出てこれないような狭い場所に入ってしまうかもしれません。この時は、思う存分においを嗅がせてあげましょう。今後、犬を入れないと決めている部屋であってもこの時はにおわせてあげるようにしましょう。

2. 社交的にさせる

生後4ヶ月までの子犬は病気にかかりやすいかもしれません。そのため、それまでは外に出さないように推奨されています。その月齢をすぎたら、他のペットとの交流をさせると良いでしょう。

子犬がやってくるまでに他のペットが家にいた場合、子犬が4ヶ月を過ぎていたらすぐにお互いを知り合わせましょう。どうやって?お互いに紹介し合うのです。

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つまり、喧嘩にならない程度の距離までお互いを近づかせ、顔と顔を向き合わせて飼い主が紹介してあげるのです。お互いが友達になるまでには、何回もやってみないといけないかもしれません。どのくらいかかるかは、それぞれの性格によります。最初はうまくいかなくても、諦めないでくださいね。

3. 自分だけのスペースを与える

犬や猫を引き取って家に連れて帰ったら、”自分のもの”だと思えるような寝床やスペースを与えてあげなくてはいけません。どこで寝るのか、どこで食事をするのかなどを決めましょう。また、おもちゃをすぐにあげるのがオススメです。そうすれば、楽しくて良い場所にやってきた、と理解するでしょう。

4. 分離不安に気をつける

大抵の場合、子犬は母犬や兄弟たちと一緒にいることに慣れています。数時間前までは、自分の家族のぬくもりを感じて眠っていたのです。しかし、今は違います。新しい人間がどこか知らない場所に自分を連れて行ったのです。以前と似た、暖かい環境を整えてあげることで、安心できるでしょう。

犬を連れて帰ったからといって、飼い主のベッドに寝かせたり、一日中一緒にくっついていなくてはいけない、という義務はありません。ですが、犬が快適に感じるマットレスや包まれるブランケットを与え、新しい家に慣れるまでの間は一緒にいる時間を多く持ちましょう。

新しくペットを迎え入れるなら休暇中にする、という人達もいます。仕事や学校がないため、一緒に過ごす時間を多く持つことができるからです。だんだんと一緒にいない時間を増やすことで、飼い主がいない時間にだんだん慣れていくようにします。

5.必要に応じてエサを与える

1日にどれくらいの量を食べるべきか、何回に分けてあげるのかについては、獣医に相談しましょう。普通、子犬には1日4回エサを与えます。もちろん、新鮮な水も忘れないでください。

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6. トイレの使い方を教える

子犬を家に迎え入れるにあたり、これが一番やっかいだと思う飼い主は多いでしょう。おそらく、これまでは母犬の近くでオシッコやウンチをしていたでしょう。

最初は外に連れて行くことができないでしょうから、オシッコやウンチをするの場所を家の中に作らなくてはいけません。お風呂場の脱衣所やトイレ、ベランダ、裏庭などかもしれません。

犬が”トイレ”だけを使ってオシッコやウンチをするように仕向けるテクニックがあります。まずは、失敗してしまったウンチをビニール袋に入れ、正しいトイレの場所に犬を連れて行きます。これで、どこでウンチをするのが正しいのかをわかることができます。オシッコの場合は、新聞を置いて吸い取りましょう。オシッコの後は綺麗に掃除をし、臭いを完全に取り除かなくてはいけません。もし、少しでも臭いが残っていたら、またその場所でオシッコをしてしまうでしょう。

最初の数日は、完全にルールを徹底する必要はないということを覚えておきましょう。愛情を持って、根気よく、繰り返し教えるのです。犬はわざと失敗しているのではありません。まだまだ生きるために学んでいるところなのです。

いかがでしたか。犬を引き取る予定がある方は、ぜひ今日ご紹介したポイントを覚えていてくださいね。


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  • Koscinczuk, P., Alabarcez, N. M., Cainzos, R. P., & Londra, M. (2014). EVALUACIÓN DE LA CONDUCTA DE CACHORROS DURANTE LA PRIMERA CONSULTA CLÍNICA: ESTUDIO PILOTO EN LA CIUDAD DE CORRIENTES, ARGENTINA. Revista de La Facultad de Medicina Veterinaria y de Zootecnia. https://doi.org/10.15446/rfmvz.v61n1.43880


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