ワンちゃんがベッドで粗相をしないようにするには?
子犬のときには様々なしつけを行いますが、大きくなってからも忘れてしまわないように再度教えてあげることもあります。ワンちゃんがベッドで粗相をしないように、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
どうしてベッドで粗相をしてしまうの?
ベッドにワンちゃんが粗相をしてしまっているのに遭遇したことはありますか?その場合は、できるだけ早くこの問題に対処する必要があります。
まずは、なぜワンちゃんがそのようなことをしたのかという理由を探さなければなりません。子犬でもなく以前にはそんなことをしなかったという場合は特にそうです。ベッドに粗相をしてしまうよくある理由の一つは、それが縄張りを主張するマーキング行為であるというものがあります。これは新しいペットが家にやってきた場合や、発情期のメスのにおいを感じた時などに起こることがあります。
または、夜に恐怖を感じて感情が抑えきれなくなった時に、おもらしをしてしまうという可能性もあります。あるいは尿失禁や膀胱の問題なども考えられます。その場合は獣医さんに連れていきましょう。
また、ワンちゃんがベッドにおしっこをしてはいけないのだということを知らないという可能性も無視できません。ですので、できるだけ早くしつけを行うことが大切なのです。
ベッドで粗相をされないためのステップ
ベッドでおしっこをしてはいけないのだということを、ワンちゃんに教えてあげることがとても大事です。罰を与えるのではなく、良い行動がとれたときにご褒美をあげるようにしましょう。以下で、ベッドで粗相をされないためのステップをご紹介します。
1.ベッドから降りてもらう
ベッドにワンちゃんが粗相をしてしまった時、叱る必要はありません。まるでこれから遊んだり散歩に行ったりするかのように、ベッドから降りてね、と優しく話しかけます。しつけを成功させたい場合は、罰を与えることは賢い選択とは言えません。加齢や病気のためにおしっこをしてしまった場合は特にそうです。
2.床にトイレシートを敷く
ベッドに粗相をしてしまう理由が、まだ子犬だからという場合もあるでしょう。ですので、ベッドの近くにトイレシートを置いておくのはとてもおすすめです。
トイレシートにワンちゃんのおしっこをつけておくという飼い主さんもいます。そうすることでそこでおしっこをしてもいいんだということがワンちゃんにわかるからです。ただし床に置いておくトイレシートは毎日交換しましょう。
3.散歩に連れて行く
夜中おしっこをがまんすることができず、ベッドにしてしまうという場合もあります。ですので、寝る前に膀胱を空っぽにできるように、できるだけ遅い時間に散歩に行くのがいいでしょう。
ベッドに粗相をしてしまう場合には、散歩に連れて行くタイミングや、散歩中にワンちゃんがおしっこをする回数に注目してみましょう。
4.赤ちゃんのように扱わないこと
犬の問題行動は飼い主の行動と関係していることが多くあります。例えば、ヨークシャーやプードルなどの小型犬を飼い主が赤ちゃんのように扱うことで、ワンちゃんを混乱させてしまうことがあるのです。
飼い主のお皿から食べ物をもらったり、ベッドで一緒に寝たり、長い時間だっこされていたりすると、誰がリーダーなのかがわからなくなり、自分のテリトリーをマーキングしたいと思うようになります。
最後に注意しておきたいのが、よくやってしまう飼い主さんが多いのですが、粗相をしたところにワンちゃんの鼻を持って行って叱るという行動です。これではワンちゃんはなぜ怒られているのか理解できず、また同じことを繰り返してしまうのです。
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