吠える愛犬を叱ってはいけないワケとは?
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今回は愛犬が吠えた時に叱るべきではないその理由をご紹介しましょう。
一緒に遊んでいる時や、外敵から家を守ろうとする時は愛犬が吠えていても愛おしく感じます。でも吠えるべきでない時に吠えた時は、飼い主として、また近くにいる他の人にとっても悩ましいと感じるかもしれません。
場合によっては「吠える」という行為は、犬にとっては普通の事ですので、叱るべきではないのです。犬のコミュニケーション方法は人間と大きく異なっているため、私達にとっては吠えることもまたおかしな習性だと思ってしまうだけなのです。
という事で、今日は愛犬が吠えるのを叱るべきではないワケをご紹介したいと思います。
愛犬が吠えた時叱ってはいけない6つのワケ
犬が吠えるのはたくさんの理由があってのことです。もし愛犬の行動を分析してもなお、理由もなく吠えている様に見受けられる場合には獣医師に診察してもらいましょう。しかしそれでもなお、愛犬の「吠える」という行為を叱るべきではないワケがいくつかあります。
- コミュニケーションをとっている。犬は人間の様に会話をしない代わりに、吠える事で意思表示を行います。水や食べ物、また気づいて欲しいが為に、吠えて「会話」しようとしているのかもしれません。また、仲間かもしくは敵対する他の動物とコミュニケーションを取ろうとしている場合もあります。
- 恐れ。もし愛犬が何かに恐れていたり、あなたに危険が迫っていると感じたら、彼らは吠えてそれを知らせようとします。それに対して叱るべきだと思いますか?いいえ思いません。
- 遊んでいる。これは犬が吠える最もありふれた理由の一つです。犬は私たちや他の人、他の犬やペットたちと遊んでいる時に吠えるのが大好きです。私たちが遊んでいる時に笑うのと同じ様に、「吠える」は彼らにとって幸せを表現する方法なのです。
- 狩り。狩猟犬でなくても、犬は散歩に出かけた時などに獲物を探す習性があります。なので何かを見つける事に吠えたくなる程の喜びを感じている可能性は大いにあります。これは特に他の愛犬たちと一緒の時よく行われ、獲物の存在を他の犬にも知らせているのです。
- 孤独感。もしあなたが愛犬と多くの時間を過ごせていない場合、愛犬はその孤独や悲しみを「吠える」事で表現しているのかもしれません。もしそれで、愛犬を外に出して首輪で繋ぎ止めたりすると、逆にもっと吠える事に繋がります。もし誰かがそんな事をしていたら、報告してください。
- 警報。家の周りでおかしな音や匂いがした場合、愛犬は吠えてあなたに警告を送ります。これもまた、その行為を叱ってはいけない理由の一つです。
ほかにもある、犬が吠える5つのワケ
- 飼い主のせい。愛犬が小さい時には吠えるのを許していたのに、大きくなってからは鬱陶しく感じる。これは誰を責めるべきでしょうか。
- 痛み。犬は、何らかの形で痛みを感じている場合、吠える事で痛みを軽減しようとします。覚えておいてください。吠えることが彼らにできる唯一のコミュニケーション方法なのです。
- ストレス。愛犬が同じ行動を何度も繰り返すのは、ストレスや不安を感じているサインです。ぐるぐる同じところを回っていたりもしますが、それが咆哮という形で現れる事も考えられます。叱る事を考える代わりに、愛犬が何か解決しなければならない問題を抱えていないかを考えてみてください。
- 構って欲しい。仕事が長引いて遅くに帰宅すると、家で待っていた愛犬はもう狂喜するでしょう。さっさとシャワーを浴びて休みたいと思っているかもしれませんが、そんなことは犬には分かりませんので、構って欲しくて吠えるかもしれません。少しでも愛犬に構ってあげてください。
- フラストレーション。動物も何か理解できないものに直面した際にフラストレーションを感じます。例えばあなたも子どもが何で泣いているのか分からない時があると思いますが、犬の場合はそのフラストレーションを吠えて表現します。
犬が人生の全てではない。しかしあなたの人生を完全なものにする。
– ロジャー・キャラス (Roger Caras) –
これらが、愛犬が吠えるよくある理由で、またそれを叱るべきではない理由です。辛抱強く愛情を持って、吠える事で伝えようとしている愛犬の問題をたくさんの時間をかけて解決するよう努めましょう。
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