吠えるのを止めさせる6つの方法

吠えるのを止めさせる6つの方法

最後の更新: 28 6月, 2018

犬が吠えるのは危険を知らせるためであったり、愛情や幸せを表現したりするためです。しかし、無駄吠えになってしまうと困ってしまいますね。今回は吠えるのを止めさせる方法をご紹介します。

吠えるのを止めさせる方法

遠吠え

犬はコミュニケーションをとるために吠えるので、犬が吠えることは自然なことです。もちろん「群れのリーダー」として飼い主のあなたが吠えるのを止めさせるべきなのですが、簡単なことではありませんね。

犬種によってはよく吠える犬もいます。また、私たちが犬の鳴き声にどれくらい耐えられるかも関係してきます。吠えるのを止めさせるには次の方法が効果的です。

1.止めさせる

無駄吠えしているとき、吠えるのを止めさせる方法を見つけましょう。ジロっと見るのもいいですし、「ダメ」といった言葉やそっと犬に触れるのもいいでしょう。吠えるのを止めるという指示を犬が理解さえすれば、全てはもう少し簡単になってきます。

しかし、ほんの少しだけ吠えるのを止めた後にまた吠え始めてしまう可能性があることも覚えていてください。吠え続けるのは、犬にはまだ「何かが変」と感じられるからです。最初の1回だけで諦めてはいけません。犬をしつけるには忍耐強く繰り返し行うことが必要なのです。

2.遮る

注意を引くために吠えているのであれば、適切な行動に出ることが必要です。ごはんの時間ではないのに吠えておねだりをする、電話で話している、あるいはテレビを観ているあなたの邪魔をするために吠えているのであれば、すぐに止めさせましょう。

注意を引くためだけに吠えている時にできることは、ずばり無視です。いずれ疲れて吠えるのを止めるでしょう。犬の言いなりになってしまうと、吠えれば思い通りになると学習してしまい、いつも吠えるようになってしまいます。

3.落ち着かせる

訓練を成功させるためには、犬もあなたも落ち着いている必要があります。犬の鳴き声でイライラしてしまうと、犬の問題行動を直す冷静さを失ってしまうことになります。また、動物は飼い主のムードを察知できることを忘れないでください。

あなたがイライラしていると犬もイライラしますが、あなたが冷静に厳しくすれば犬は命令に従います。怒る時は、まずは深呼吸をしてからにしましょう。

4.主導権を握る

群れのリーダーは飼い主のあなたであると自覚しましょう。もし特定の物、状況、あるいは人に対して吠えているのであれば、犬に近寄ることでリーダーの存在を知らせます。そして、その物の所有者はあなたであると知らせることで犬は心配する必要がないと理解するのです。

動作や態度で犬が決して入ってくることのできない壁を作りましょう。その効果に驚くこと間違いなしです。

5.エネルギーの方向を変える

野原で吠える犬

犬にとって吠えることはあり余ったエネルギーを消費する方法の一つです。どうせエネルギー消費をするのであれば、ゲームをして遊んだり、運動したりする方が効果的だと思いませんか?お散歩には毎日連れて行きましょう。家の周りを1周するだけでもいいのです。ボールやおもちゃを取ってこさせましょう。方法は構わないので、あり余ったそのエネルギーを使えるようにしてあげましょう。

6.専門家に相談する

何をしても吠えるのを止めさせられないのであれば、専門家に相談することに何の問題もありません。獣医やトレーナーに相談するのがいいでしょう。この問題行動はすぐにでも止めさせなくてはいけません。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。