愛犬の散歩中にやっているかもしれない7つの間違い

公園だろうと道端だろうと、愛犬は他のペットと交流する事と、そしてあなたの注意深い保護を必要としています。他にも、なるべくリードを引っ張らない、心を落ち着かせる事を学ばせるなども必要です。そして、不安は彼らにとって苦しいもので、有益ではないのです。
愛犬の散歩中にやっているかもしれない7つの間違い

最後の更新: 11 6月, 2018

家の中での活動だけでなく、外に出てエネルギーを発散し、新鮮な空気を吸って、他の動物と交流したり体を動かしたりする事も、犬にとって大事なことです。しかし間違った情報のせいで、あなたも愛犬の散歩中に間違いを犯しているかもしれません。この記事では、散歩中に最も犯しがちな7つの間違いについて紹介したいと思います。

犬の散歩中に犯しがちな間違い

長い間同じ散歩ルートを歩いていたりすると、「いつものおきまり」ができているかもしれません。しかしそれが犬や人間にとっても良くない習性となっているかもしれません。散歩中、頻繁にしてしまいがちなこれらの間違いには注意しておきましょう。

1. 匂いを嗅がせない

犬にとって嗅覚はとても大切なものです。自分を環境に順応させたり、餌を探したり、人を見分けたり、危険などから身を守る為の術でもあります。しかし、ゴミや他の動物の糞など、道端に落ちている物の匂いを愛犬が嗅ごうとした時に、私たちは無意識にリードを引っ張ってしまいがちです。

匂いをかぐ犬

ですが、それでも犬には周りの匂いを嗅がせて、他の犬たちの「匂い」と交信させてあげるべきです。信じられないかもしれませんが、この習性は周辺環境を理解するだけでなく、彼らにとって心を落ち着ける効果もあるのです。

2. 愛犬の糞を拾わない

ビニール袋を忘れてしまったり、時間が無かったり、単に汚くて無理、と思う人もいるかもしれません。確かにペットの糞を収集するなんて、とても楽しい仕事とは言えませんが、それでも道や公園を綺麗に保つ為にしなければならないのです。加えて、そこから発生する病原菌や、周辺の大気を汚染する悪臭、また新品のランニングシューズでご機嫌に走っている人達が間違って糞を踏みつけてしまう事も防げます。

3. リードを引っ張る

どれだけリードを引っ張っても、時に愛犬はあなたを真逆の方向に引きづります。犬は時々とても頑固なのです。しかも、大型犬の中には人間を張り倒すだけの力を持っている犬もいます。

リードをつけられた犬

一方で、リードを引っ張るのは犬の健康に良いものではなく、例えばストレスや喉の不調、眼圧などを引き起こします。ではどのように対処すれば良いのでしょうか?まずは自分の横を歩かせるよう訓練したり、特殊なハーネスを使用したり、伸縮タイプのリードを用いたりしましょう。

4. 直ぐに公園でリードを外してやる

良くある散歩中の間違いの一つとして、公園などの開かれた場所に着くなり、直ぐに愛犬をリードから解放してやり、自由に走り回らせてやる事です。

これはとても良いアイデアで、家で運動不足になりがちな犬にとっては理想的な散歩とさえ言えます。が、一方で他の動物にとっては問題にもなり得ます。

走り回る犬

これは他の動物や小さな子どもにとっては危険で、愛犬自身にとってもストレスの原因になりかねません。ですので、愛犬が落ち着いていない状態の時は、解放してはいけません。落ち着きを取り戻してから、リードを外してあげてください。

5. 一緒に運動しない

リードを外して野生本能を解放させるのも良いですが、ペットと一緒に何か出来るこのチャンスを活かしたいと思いませんか?しばらく一緒に散歩をしてから、次にジョギング。もしくは自転車に乗りながら、犬を走らせるのも良いかもしれません。

6. 交流を避ける

社交性の低い犬は、不安や恐怖、ストレスなどを抱えやすい傾向にあります。ですので、愛犬が若いうちから他の動物たちと交流させるのは必要不可欠です。いくつかの「条件」を満たせば、公園などはその理想的な場となります。

一緒に遊ぶ犬

まずは、他の動物と「友達」になるのを強制させないこと。愛犬には、自分から近づいていって、匂いを嗅いで、落ち着いた気持ちで交流させてあげてください。もしかしたら、始めはお互いに興味が無さそうに見えても、次に会った時には顔見知りで、一緒に遊べるようになったりするかもしれません。

ただ、大型犬と小型犬が一緒になる事は避けたほうが良い、という事を覚えておきましょう。遊んでいる最中、予期せず小型犬に怪我をさせてしまう恐れがあります。

ですのでロットワイラーとヨークシャは良いコンビとは言えないかもしれません。

7. 犬への不注意

最後に、人間が愛犬と散歩中に犯す典型的なミスの一つとして、愛犬の行動から目を離す事が挙げられます。公園で他の飼い主たちと話し込んでいたり、スマホに夢中になっていたりすると、犬たちが喧嘩を始めたり、その身に何かが起こった時、瞬時に対処する事ができません。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。