【しつけメソッド】心理学を利用して犬を訓練する方法

「犬の訓練に心理学を利用する」、これは犬の性格や個性を考えるという意味で、訓練は、もっと効果的に行うことができるのです。
【しつけメソッド】心理学を利用して犬を訓練する方法

最後の更新: 07 12月, 2020

愛犬を正しく訓練することは飼い主にとって欠かせないことでしょう。しつけは将来の行動に大きく影響を与えます。よりうまく訓練するためには、犬の考えや思いを知っておくことが必要なのです。

犬の訓練に心理学を用いるってどういうこと?

心理学を用いる、と聞くとなんだか新しい考え方のような気がするかもしれませんが、そんなことはありません。実は、犬の訓練と心理学の関係を示した研究結果は、すでにいくつもあります。自分自身で犬の訓練をしたいという人向けの本も出ているでしょう。

基本的には、動物の個性や性格に基づいて、基礎となる服従の練習を教えるのです。特に子犬や引き取られたばかりの犬など、中にはなかなか理解できないワンちゃんもいるかもしれません。また、新しく犬を飼い始めた方だけでなく、長年ペットを飼っている飼い主さんにも役立つかもしれません。特定の行動を直したい場合や、何か新しいことを教えたい時などに必要となるでしょう。

犬の訓練に心理学を取り入れるにあたって、まずはポジティブトレーニングについて少し知っておきましょう。ポジティブトレーニングとは、罰を与えない方法で、正しいことをした時にご褒美をあげる方法です。

この訓練法は、これまで当たり前とされていた指導パラダイムを変えました。犬を罰するよりもご褒美をあげたほうが、より効果的なことにトレーナーたちが気づいたのです。どうしてでしょうか?それは、訓練と、何か”痛い”ことやトラウマとなるような嫌な出来事を関連づけることは良くないからです。

また、動物に敬意を払い、それがあなた自身の人間性であるということに気づくことが大切です。といっても、犬が悪いことをした時に大声で怒鳴ってしまったからといって、あなたがひどい人間だというわけではありません。ですが、できるだけこういったリアクションをしないように努力することが大切です。

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数年前までの犬の訓練は、犬を尊重するようなものではありませんでした。近年になって世界中でポジティブメソッドが人気となり、今では、良い結果が出る唯一の方法だと考えられています。

”新米”トレーナーたちは、犬が良い行いをした時におやつをあげます。もちろん、何事でも過剰にやりすぎるのはいけませんので、あくまでも適度に行います。

動物たちにはそれぞれ違った個性があります。もし、すべての犬にポジティブまたはネガティブの画一的な方法だけを使うとしたら…いつもうまくいくとは限らないかもしれません。もちろん、体罰を与えることは避けるべきですが、時には、厳しいトーンの声を出すなどの方法で状況をわからせることも大切だと言えるでしょう。

犬の訓練に心理学を利用する方法とは

専門のトレーナーでなくても、心理学を利用しながら我が家の愛犬に自分で訓練をすることは可能です。ですが、よくある失敗の一つに、ご褒美のあげ過ぎがあります。これでは犬は学ぶことはできません。ご褒美が欲しいがために行動するようになってしまいます。

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また、飼い主がご褒美を持っていない時には、あなたの命令に従わないようになるかもしれません。それに、いつもご褒美を使って訓練していたら、学ぶことはできないでしょう。命令の内容よりも、ご褒美をもらうことを考えているからです。

つまり、ポジティブなテクニックと、もう少し”中間”的なテクニックを組み合わせるのが良いと言えるのではないでしょうか。暴力は使わず、厳しい声やボディランゲージを使って、飼い主の話を聞かせるのです。

通りを歩く時は飼い主の横を歩く、静かにするなどを教えるテクニックはいろいろあります。どれもその犬の性格に合わせましょう。愛犬にとって何が一番良いのかを知ることも飼い主の努めなのです。

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  • Barrera, G., Elgier, Á., Jakovcevic, A., Mustaca, A., & Bentosela, M. (2009). Problemas de comportamiento en los perros domésticos: aportes de la psicologia del aprendizaje. Revista de Psicología.